工芸と手仕事の交差点「Kyoto Crafts Exhibition DIALOGUE 2025」が始動

京都という舞台で未来の工芸を見つめ直す

2025年3月12日から開催される「Kyoto Crafts Exhibition DIALOGUE 2025」は、工芸と手仕事が交差する一大イベントです。この展示会は、100年先のものづくりに向けた新たな交流を促進することを目指しています。参加する作り手たちの熱意や情熱が込められた作品を通じて、工芸の深い魅力を多くの人に知ってもらう機会ともなります。

概要と開催場所

「Kyoto Crafts Exhibition DIALOGUE 2025」は、ホテルカンラ京都を舞台に、全国から選ばれた69組の工芸作家が集まり、展示販売が行われます。このイベントを前に、2025年2月28日から3月12日まで、アーバンリサーチ KYOTOでプレエキシビションも実施されます。このプレエキシビションでは、一部の作家の作品が展示・販売される予定です。

参加作家たち

この展示会には、特に注目される作家たちが参加します。たとえば、器を作るanna terada、木工品のシオタニミカ、锅の晋山窯ヤマツなど、多彩な作品が並ぶ予定です。また、漆器や照明など、工芸の多様な側面も楽しむことができます。

トークイベントで知る工芸の現在

展示会の開催を記念して、2025年2月27日には、トークイベントが予定されています。このイベントでは、「Kyoto Crafts Exhibition DIALOGUE」の関係者や作家が集まり、工芸と地域のつながりについて語り合う予定です。参加者は、地域や素材との関わり、作り手としての想いなどを聞くことで、普段あまり触れることのない工芸の奥深さを実感することでしょう。

サステナブルな未来への取り組み

また、イベントでは特別に、京都府木津川市の「ことことビール」から、レモンピールを使ったクラフトビールが提供される予定です。このように、地域の特産物や資源を活用した取り組みも魅力の一つにとなっています。

地域との連携を大切に

「Kyoto Crafts Exhibition DIALOGUE」は単なる展示販売の場ではなく、地域との深いつながりを大切にしています。このイベントを通して、日本の多様な工芸文化を再認識することができるでしょう。また、日本の地域資源を生かし、おもしろさや課題を共有しながら、未来のおもしろい地域を作り上げていくことが目指されています。