新たなリーダーシップ
2024-08-29 20:46:24

若手管理職に見る新たなリーダーシップのスタイルと価値観とは

若手管理職に見る新たなリーダーシップのスタイルと価値観とは



株式会社あしたのチームが実施した「新しい会社のリーダーズ」に関する調査結果によれば、30歳以下の若手管理職が持つ新たなリーダーシップの特徴が浮かび上がりました。これらのリーダーは、組織内での役割や部下への接し方において、従来のスタイルとは一線を画すしています。

調査の概要



調査は2024年7月10日から15日の期間に、全国の30歳以下の正社員を対象に実施されました。今回の調査では、MBTI診断を通じて明らかになった彼らの性格タイプや、管理職としての自らの希望、コミュニケーションスタイルについての結果が収集されました。

リーダーの性格タイプと傾向



調査によると、若手管理職の30%が「提唱者型(INFJ)」あるいは「建築家型(INTJ)」に分類されています。これらのタイプは、他者との関係を大切にしつつ、合理的かつビジョンを持った思考を特徴とします。彼らは部下とのコミュニケーションにおいても、自らの個性を尊重する一方で、目的に向かって手を取り合う姿勢が見られます。

部下とのコミュニケーション



部下との飲みニケーションについては、57.9%が「する」と回答しており、若手管理職もコミュニケーションの一環として積極的に活用しています。ただし、適切な場面での飲みニケーションが重視されており、単なる社交目的での飲み会は控えられる傾向が伺えます。これには、部下を叱ることが苦手である一方、彼らの自由を重視するスタンスが影響しているようです。

現実的な管理職への意識



また、自ら希望して管理職に就いた人は62%おり、その理由としては「収入を上げたい」と「将来のキャリアアップを目指す」という現実的な動機が寄せられています。若手管理職は、自分自身の成長やキャリアビジョンを考えた上で、管理職という役割を果たそうとしていることが示唆されます。

新たなリーダーシップの要求



今回の調査では、若手管理職が「社内の風通し改善」「働き方改革」「社員の給料アップ」といった具体的な改革を求めていることも明らかになりました。これらの若手リーダーは、従来型の管理スタイルにとらわれず、よりフラットで非階層的なアプローチを重視しています。

まとめ



新しい時代のリーダーシップスタイルとして、30歳以下の若手管理職は、尊重と共感をもって部下に接し、合理的かつ未来志向の視点で組織の成長を目指しています。今後、この新世代のリーダーたちが成長するためには、彼らの意見を尊重し、心理的安全性を確保する企業文化が不可欠です。企業はこうしたリーダーシップが発揮できるよう、研修や評価制度を整えていく必要があるでしょう。


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