福島発の子育て支援プロジェクト「PEP Kids School」始動！

福島発の新しい子育て支援「PEP Kids School」

福島県郡山市のNPO法人郡山ペップ子育てネットワークは、子育てをする家庭に向けた新しいオンラインサービス「PEP Kids School」を開始します。このサービスは、インターネットを通じて動画配信され、特に乳幼児を持つ両親に向けた情報を提供します。

PEP Kids Schoolとは？

PEP Kids Schoolは、子育てに必要不可欠な「遊び」、「健康」、「食」というテーマに特化し、専門家や実務家による約3分程度の動画を通じて、簡潔で分かりやすく情報を提供します。この方法により、親たちはいつでも、どこでも、気軽に子育てのノウハウを学ぶことができるのです。このプロジェクトは、日本で初めて「子育て」に特化したMOOCs（大規模オープンオンラインコース）として展開されます。

このサービスは、東日本大震災を経て福島に集まった子育ての知恵を全国の家庭に還元することを目的としています。現在、様々な専門家や教育機関と手を組み、プラットフォームの拡充を目指しています。

クラウドファンディングによる資金調達

このプロジェクトは「チャレンジスター」というクラウドファンディングサイトで資金を調達しています。目標金額は150万円で、資金の募集期間は2015年6月12日から7月31日までの予定です。特徴的なのは、支援が目標金額に達しなくても、事業推進のための全申込が成立する仕組みです。

リターンの内容

支援者には各種リターンが用意されています。例えば、1,000円コースでは室内遊び場「キドキド」の招待券、2,000円コースではボーネルンド社の商品、10,000円コースでは「郡山物語セミオーダー絵本」が提供されます。特に、絵本の中にお子さんの似顔絵を掲載できる特典は、多くの親にとって魅力的な内容です。

NPOと一般社団法人MAKOTOの役割

NPO法人郡山ペップ子育てネットワークは、2012年に設立され、震災後の低線量放射線下で地域の子どもたちを守るための活動を行ってきました。運動環境の提供や心のケア、子育てのアドバイスを中心に、多角的に活動を展開しています。

また、一般社団法人MAKOTOは、東北地方の起業家を支援する団体として、クラウドファンディングサイト「チャレンジスター」の運営や経営指導も行っています。これにより、地域の起業家育成にも寄与しています。