営業組織の改革に挑むサードフェーズの成功物語
株式会社サードフェーズが、営業体制の再構築を通じて、BDRゼロの状態からたった60日間で商談率を3倍に引き上げるという成果を達成しました。この取り組みは、特に紹介依存や営業の属人化に悩む企業にとって、大変注目される事例となっています。
背景: 成長の壁を打破するために
サードフェーズは、Notionを活用した業務効率化支援を行うコンサルティング企業ですが、これまでのリード獲得手法が交流会やリファラル(紹介)に依存していました。これにより、アポイントを生み出すBDR活動がゼロであり、商談創出や受注実績も不十分でした。各営業担当者が自身のスタイルや経験に頼って業務を行うため、商談の結果はばらつきがありました。販売戦略の組織内での一貫性が欠如し、企業全体に安定した成長を見据えることが困難だったのです。
このような状況を改善するために、サードフェーズは営業プロセス全体の再設計と、BDR士を導入することにしました。
営業支援の内容: ゼロからの構築
NSJAPANは、サードフェーズの課題を「営業活動そのものではなく、営業構造の欠如」と定義し、以下の2つの軸で支援を行いました。
1. BDR体制の構築支援
まず、ターゲット企業の再定義から始め、顧客が抱える深刻な課題(バーニングニーズ)を特定しました。その後、電話を中心としたアウトバウンド営業のフレームワークを設計。「誰に・何を・どの順序で伝えるか」を明確にしたことで、効果的なテレアポが可能になりました。また、日次と週次でのKPIモニタリングを導入し、高速PDCA(計画・実行・評価・改善)の運用が行われる体制を整えました。
2. 営業基盤の整備
営業スキルの標準化を図るため、CRMの導入を支援し、Sales Knowledge Labを通じて、営業のヒアリング設計や提案の構成、クロージングまでの意思決定を体系化しました。
成果: 商談率3倍とMRR240万円の達成
これらの取り組みの結果、有効商談率は初週の20%から2ヶ月後には60%にまで向上しました。また、初月でBDR経由のアポイントを15件獲得し、口頭合意も2件に至りました。さらに、MRR(継続月額収益)も240万円を超える成果を達成しました。
このように、特定の個人に依存しない営業モデルを確立したことで、業務効率化と売上の同時開発が成功したのです。
導入企業の声
株式会社サードフェーズの代表取締役社長である匠一剛氏は、「営業の自給自足が難しかった当社が、今回の支援を通じて体系的な営業モデルを構築できた点が最大の価値です」と語ります。
また、NSJAPANの代表取締役である内藤脩平氏は、「この事例は、短期間での成果創出が可能であることを示しています。他の企業にも追随できるモデルになるでしょう」と期待を寄せています。
結論: 未来に向けた新しい営業の形
今回のサードフェーズの取り組みは、自社での商談創出が難しいと感じている企業にとっての大きな示唆をもたらします。営業の型化と運用設計の重要性を再認識し、成長を続けるための新たな道筋が見えてきました。もし紹介依存から脱却したい企業があれば、今後の支援モデルとして大いに参考にされるべきでしょう。