ネットギアジャパンと音響特機がAV市場で新たなパートナーシップを結成

ネットギアジャパンと音響特機、AV市場での新たな提携

ここ最近、映像伝送技術の進展とともに、AV over IP（Audio Visual over Internet Protocol）への需要が高まっています。このような背景の中、ネットワーク機器の分野で世界的なリーダーシップを誇るネットギアジャパン合同会社が、音響・映像関連の専門企業である音響特機株式会社と手を組むことを発表しました。両社は、プロフェッショナルAV市場に新たな価値をもたらすべく、代理店契約を結びました。

代理店契約の内容

音響特機は今後、ネットギアジャパンのProAV向けネットワークスイッチ製品、具体的にはM4250、M4300、M4350シリーズといった製品群を取り扱うことになります。この契約により、音響特機は全国のシステムインテグレーターや販売代理店を通じて、放送局やホール、教育機関、企業施設など多岐にわたるユーザーに対して、これらのプロダクトを提供します。

急成長するAV市場への対応

近年、映像伝送がIP化する動きが加速しており、その中でAV over IPのインフラ整備は業界全体の共通の課題とされています。ネットギアジャパンは、AV専用に設計されたスイッチ製品により、主要なプロトコルであるSDVoE、NDI、Danteなどに対応した高信頼性で高機能なソリューションをユーザーに提供しています。この新たなパートナーシップのもと、音響特機が持つ広範な流通ネットワークと専門的な技術力を活かし、さらなる市場の拡大とユーザー利便性向上を目指しています。

両社のコメント

ネットギアジャパンの代表である大仁田良平氏は、「音響特機様とのパートナーシップを結べたことを非常に嬉しく思っています。AV over IP市場の成長に対応し、当社の製品をより多くのお客様に届ける体制が整いました。両社の協力により、プロフェッショナルAV業界に新しい価値を創出していきます」とコメントしています。

一方、音響特機の代表取締役社長である木野泰宏氏は、「ネットギアジャパン様の先進的な製品を取り扱うことで、AV業界において幅広いネットワークソリューションの選択肢を提供できると確信しています。今後もお客様のニーズに応えるため、最適な提案をしていきます」と述べました。