新しい時代のホテル運営へ。田口雅博氏がK+ホスピタリティの新代表に就任

新しい時代のホテル運営を担う

全国的にホテルを運営する株式会社 K+ ホスピタリティマネジメントおよびその関連企業は、2025年11月1日付で田口雅博氏が新たに代表取締役に就任することを発表しました。

田口雅博氏のビジョン

田口氏は、マリオット・インターナショナルが未開拓であったビジネスホテル市場に新たなブランド「フォーポイントフレックス by シェラトン」を立ち上げ、業界の競争に新風を吹き込もうとしています。以前に運営していた旧ユニゾホテルの優れた立地を活かし、国内外の旅行者にとって第一選択となることを目指しています。

実績に裏打ちされた経験

田口氏は多様な国際経験を持つホテルマネージャーです。宇都宮大学農学部を1986年に卒業後、スペインのホテルリッツマドリッドでキャリアをスタートし、以降、英国のロンドン、タイ、カンボジア、ベトナム、そして日本国内の主要ホテルでの管理や営業活動に従事しました。その幅広い経験は、地域に根ざした魅力的な宿泊体験の創造に寄与することでしょう。

「フォーポイントフレックス by シェラトン」について

「フォーポイントフレックス」は、手頃な価格で快適な滞在を提供するミッドスケールホテルブランドです。公式なポジショニングでは、出張や観光で訪れた方々に対し、都心に近いアクセスを強調しています。また、Marriott Bonvoyの会員特典も用意されており、宿泊客は充実したサービスを享受できます。

地域に根付く運営の重要性

田口氏は「フェアフィールド・バイ・マリオット道の駅プロジェクト」を通じて、地域に特化した宿泊体験を提供することに力を入れてきました。都市部でも地域の文化や特色を尊重しながら、温かみのある滞在を提供することが彼の使命です。これにより、ビジネスでもレジャーでも「心から休息できる空間」を創造したいとの意向を示しています。

未来への展望

今後、田口氏はビジネスホテルにおける効率性とマリオット・インターナショナルが培ってきたホスピタリティのノウハウを融合させ、日本国内で「心からリラックスできる場所」を実現する計画です。2024年から2025年にかけて、日本の主要都市での開業を予定しており、特に東京、名古屋、大阪において存在感を強めていく見込みです。