紙と素材の遊園地「チョキペタスランドin日本橋」で創造力を爆発させよう！

紙と素材の遊園地「チョキペタスランドin日本橋」レポート

2023年9月9日(土)と10日(日)、東京都中央区日本橋馬喰町の中庄ビルにて、紙と素材の遊園地「チョキペタスランドin日本橋」が開催されました。

このイベントは、創業240年を迎える老舗紙問屋である中庄株式会社と、「ワクワクをカタチに」をテーマに活動するアトリエヤマダ株式会社がタッグを組み、紙の可能性を追求するプロジェクトの一環として開催されたものです。

イベント内容

会場は、中庄本社ビルと周辺のサテライト会場にわたり、様々な企画が展開されました。

ワークショップ: 子どもたちが紙やダンボール、廃材などを使い、自由に創作活動ができるワークショップが多数開催されました。ダンボール造形ペイント、オリジナルノート作り、建築家体験など、多様なプログラムが用意され、子どもたちの創造性を刺激していました。
アーティスト作品展示: 多くのアーティストが参加し、紙や廃材を用いた個性豊かな作品が展示されました。墨と書のクリエイターによる作品や、漫画家のニシモティ氏による作品、巨大絵本、インスタレーションなど、見ごたえのある展示内容でした。
チョキペタスクリエーターズマルシェ: 様々な作家による、紙を使った雑貨やアクセサリーなどの販売も行われました。
トークイベント: イベント前日には、中庄株式会社の刑部渉氏、アトリエヤマダ株式会社の山田龍太氏、漫画家のニシモティ氏を招いたトークイベントが開催されました。紙の魅力やイベントへの想いを語る熱いトークセッションは来場者から大きな反響を呼びました。
* 240年続く紙屋中庄の歴史展示: 中庄株式会社の歴史を振り返る展示も開催され、来場者は紙問屋としての歴史と伝統に触れることができました。

参加企業・団体

イベントには、多くの企業が素材提供で協力しました。 (株)アボード、イワコーグローバル(株)、川上産業(株)、北星鉛筆(株)、(有)柴又紙工、スタイレム瀧定大阪(株)、大昭和紙工産業(株)、ニューロング工業(株)、(株)二口製紐、(株)プラザクリエイト、(有)フルカワ、望月加工紙(株)、MOLZA(株)、レストラン・アラジン、アトリエヤマダ(株)、中庄(株)など、多様な企業が紙の可能性を広げる活動に貢献しました。

イベントの狙い

紙の需要減少が懸念される中、このイベントは「紙の価値」を再認識させる絶好の機会となりました。子どもたちに紙の面白さや可能性を伝え、将来のクリエイターを育成する役割も担っています。また、日本橋という歴史ある街に新たな創造拠点を作るという目標も掲げられており、地域活性化にも貢献するイベントでした。

来場者の声

イベントに参加した親子からは、「子どもが想像力を膨らませて楽しそうに制作していたのが印象的だった」「普段触れることのない素材に触れ合えて貴重な体験になった」といった声が聞かれました。

まとめ

「チョキペタスランドin日本橋」は、紙の可能性を最大限に引き出した、創造性あふれるイベントでした。2日間で多くの来場者を集め、成功裡に幕を閉じました。紙の可能性を感じ、創造性を刺激された、そんな二日間になったと言えるでしょう。今後の展開にも期待が高まります。