ホワイトハンドコーラスNIPPONの凱旋公演が東京で実現!
インクルーシブ合唱団「ホワイトハンドコーラスNIPPON」が、待望の東京初公演を2024年12月24日に開催します。この公演は、バリアフリーの国際賞『ゼロ・プロジェクト・アワード2024』を受賞した合唱団にとって、大きな意味を持つ凱旋の舞台となります。
合唱団の特長と理念
「ホワイトハンドコーラス」は、声で歌う声隊と手で表現するサイン隊が共にパフォーマンスを繰り広げる新しい形の音楽を目指しています。さまざまなバックグラウンドを持つ子どもたちが、それぞれのスタイルで音楽を楽しむこの活動は、参加者のみならず、観客にも新しい体験を提供します。また、芸術監督のコロンえりか氏は、音楽を通じてのソーシャル・インクルージョンを推進し、多様な人々が共に音楽に触れることの重要性を強く訴えています。
ホワイトハンドクリスマス公演の詳細
今回の公演「ホワイトハンドクリスマス」では、総勢100名のメンバーが舞台に立ち、感動のパフォーマンスを展開します。会場は大田区民ホール・アプリコで、手話通訳やヒアリングループ席、医療車いす用の電源付き席など、バリアフリーを重視した設計となっているため、すべての人々が楽しむことができます。さらには、各国駐日大使やその夫人とも共演し、国際的な交流を象徴する場でもあります。
公演は3部構成になっており、第1部ではオリジナル曲や詩に基づく合唱を披露。東京都の子どもたちによる手歌が中心です。第2部では、「第九のきせき」プロジェクトの成果を報告し、特別ゲストのジャズピアニスト細川千尋氏との即興演奏を交え、視覚的な表現を取り入れたサインポエムが披露されます。第3部では、各国の駐日大使や広尾学園合唱部との共演により、音楽を通じた希望のメッセージを届けます。
音楽を通したインクルーシブな未来へ
ホワイトハンドコーラスNIPPONの活動は、音楽教育を通じて障がいのある子どもたちが活き活きと表現できる場を提供しています。バリアのない社会を目指し、音楽を通じて絆を深めていくこの取り組みは、多くの人に感動を与えています。さらに、彼らは全ての参加者に無料で音楽教育を提供し、平等な機会を保障することで、未来に向けた希望を育んでいきます。
公演の開催に際して、公式ホームページやSNSでは最新情報が随時更新されるので、ぜひチェックしてみてください。音楽に触れ、感動を分かち合う一日にしたいと思います。
公式サイトとSNS
まとめ
インクルーシブ合唱団として、様々な世代や背景を持つ子どもたちが共に音楽を楽しむ「ホワイトハンドコーラスNIPPON」。彼らの活動が、より多くの人々に希望と感動を与えることを期待しています。東京の舞台で、どんなパフォーマンスが繰り広げられるのか、今から楽しみでなりません。