メタバースクリエイターズとDolamiの業務提携でアバター世界進出が加速

画期的な業務提携がもたらす新たな展望

メタバースと呼ばれる3Dオンライン空間の人気が高まる中、日本のクリエイターもその波に乗りつつあります。このたび、メタバースクリエイターズとDolami, Inc.が手を組み、アバターの販売に特化したオンラインプラットフォーム「Avatown」が北米市場に進出する支援を行うことが発表されました。

Avatownとは？

Avatownは、北米のユーザーに向けて展開するオンラインショッピングプラットフォームで、3Dアバターや関連製品の購入が可能です。ここで購入されたアバターは、VRChatなどのソーシャルバーチャルコンテンツで利用され、ユーザーが自分を表現するツールとして重要な役割を果たします。このサービスの導入により、3Dアバターやその周辺商品を提供することで、より多くのユーザーに新しい体験を届けることができるのです。

業務提携の目的

今回の提携によって両者が目指すのは、「日本の高い技術力を持つクリエイターがグローバル市場へ円滑に進出するためのサポート」です。言語や法規制など、海外市場においてクリエイターが直面するさまざまな障壁を取り除き、自由な制作活動ができる環境を整えることが重要です。これにより、クリエイターが持つ才能を国際的に発揮できるようになり、日本のメタバース産業全体の成長にも寄与することが期待されています。

メタバースクリエイターズの役割

メタバースクリエイターズは、日本国内で活動するメタバースクリエイターたちを束ねるプロダクションです。選ばれたクリエイターは、それぞれに異なる特技を持ち、3Dアバターの制作はもちろん、異なるプラットフォーム（VRChat、ZEPETO、Robloxなど）でのコンテンツ制作にも精通しています。ユーザーからの熱い支持を受けているクリエイターたちが集結し、グローバルな市場での競争力を高めるための各種支援が行われます。

クリエイターの支援がもたらす未来

Dolami社代表の稲員悠太氏は、「VRの可能性を信じて新たな挑戦を続ける企業とのコラボレーションは、メタバースの楽しさを広めるために大きな一歩だ」とコメントしています。稲員氏は、メタバースでの表現が自由であることを強調し、クリエイターが持つ技術を最大限に発揮する環境を提供することが、自社の目指す方向性だと語っています。