家族のライフステージに寄り添う住まいの新提案
ライフスタイルの変化が目まぐるしい現代、住まいもその変化に適応する必要があります。積水ハウス株式会社は、「家族の暮らしの変化を包み込む、フレキシブルでゆとりある住まい」というコンセプトのもと、家づくりに取り組んでいます。ご家族や社員の実体験を通じて、具体的な事例や成功故事を紹介する「積水ハウス ストーリー」を公開しました。
家族のライフステージは常に移り変わる
新生活が始まるこの時期、多くの家庭ではお子様の入園や入学が控えています。それに伴い、家族のライフステージが変わることは避けられません。子どもが成長するにつれ、必要なスペースや収納のニーズも変化します。しかし、家を建てる際に設計した部屋が実際には使用されなかったり、家事や物の管理に追われたりといった現実も見逃せません。
したがって、今のニーズに合わせた家づくりだけではなく、未来の生活も見越した設計が求められます。これにより、家族がどんなライフステージに進んでも、心地よく日々を過ごすことができる住まいが手に入ります。その良い例として取り上げられているのが、福井県のS様ご家族の住まいです。
シンプルで機能的な設計
S様の住まいは、穏やかな住宅エリアに建つ2階建ての家。外観はグレーを基調にシンプルなデザインで、周囲の植栽が引き立ちます。南北は住宅に接し、西側は道路が延び、東側には開けた川が流れ、素晴らしい景観が広がっています。
家に入ると、真っ先に目につくのは正面の緑豊かな庭。あえて玄関を低くデザインし、その先の開放的なリビングダイニングキッチン(LDK)とのコントラストが際立ちます。特に、細長い土間が印象的な玄関は、家のデザインに一層のアクセントを加えています。
家全体が広がる大空間
さらに、7.5m x 6mの広々としたLDKには柱がなく、開放的な空間が生まれています。特に、ダイナミックな吹き抜けが南東のコーナーに設けられており、隣家の空間に対しても配慮がなされています。階段もシースルーにすることで、縦にも横にも抜け感が感じられます。
ご家族は、家の中での風通しを大切にされており、特に川の流れや周囲の景色を楽しむことに喜びを感じています。夜になると月を見ることができ、昼と夜で異なる景色を楽しむことができるというのが特徴です。
さらに、室内には庭の植栽を活かしたデザインが施され、内外のつながりを大切にした設計がなされています。広々としたLDKは、季節ごとの利用方法を考慮しながらフレキシブルに使えるよう工夫が凝らされています。夏にはデッキにプールを出して楽しんだり、バーベキューをしたりと、家族での時間を大切にしています。
家族とともに成長する空間
リビングはシンプルにまとめられ、木に積極的に接した設計がなされています。無彩色の壁や家具が用いられており、柔らかな雰囲気を演出しています。特に、必要な収納スペースが計画的に配置され、時が経つにつれて利用方法を自在に変えることができます。例えば、現在使用しているおもちゃの収納が、将来的には学習用品などに変わることが可能です。
2階には、趣味に特化した部屋も設けられています。夫であるY様の趣味である鉄道模型を楽しむためのスペースがあり、友人たちを招待して楽しむためのバーも設置されています。このように、それぞれの趣味に対応する空間があることで、家族全員が満足できる環境が整っています。
また、2階には主寝室とフリースペースがオープンに設計されており、今は子ども部屋として活用されていますが、将来的には部屋を分けることも可能です。
未来を見据えた住まいの提案
積水ハウスでは、これらのさまざまな家づくりの提案を通じて、家族のライフスタイルに合ったフレキシブルな住まいを実現しています。「ファミリー スイート」という大空間リビングは、今後の生活スタイルの変化に幅広く対応できる設計となっています。このように、積水ハウスは「住めば住むほど幸せ」をテーマにした空間づくりを積極的に行っており、これからの家族の暮らしをますます豊かにする手助けをしています。ぜひ、あなたもこの理念に基づいた住まいを見直してみてはいかがでしょうか。