株式会社リンクアンドモチベーションと京大の共同研究
株式会社リンクアンドモチベーション(以下、当社)は京都大学経営管理大学院との間で、東南アジアにおける国際人的資源管理に焦点を当てた共同研究を開始しました。この研究は、企業のグローバル化が進む中で、持続的な成長を支えるための人材マネジメントへの関心が高まっている背景から行われます。
共同研究の必要性
東南アジアは、その経済成長や人口増加の影響で、多くの企業困難な成長機会が広がっています。しかし、文化的背景や制度、そして労働市場の違いから、人材マネジメントには様々な課題が存在します。私たちは、企業の組織開発や人材開発を通じて、これらの課題に取り組んできましたが、学術界との協力によって、より体系的な知見を得ることができると考え、この共同研究を立ち上げました。
共同研究の内容
本研究では、京都大学経営管理大学院の関口倫紀教授やLIU Ting准教授を中心に、日本企業と非日本系多国籍企業のグローバル・タレント・マネジメントのあり方を比較分析します。特に注目すべきテーマとしては、以下の点が挙げられます:
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国際人的資源管理: 東南アジアにおける実態を把握する。
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バウンダリースパナー: 本社と子会社間の効果的なコミュニケーションの役割。
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人材ポートフォリオの最適化: 海外子会社での人材配置の最適解を探る。
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企業内の言語戦略: 多言語環境下でのコミュニケーション戦略の構築。
この研究は、文献レビューを基に現地インタビュー、アンケート、アクションリサーチを組み合わせた方法で進められ、成果はトップジャーナルへの学術論文、ビジネス誌への実務報告、書籍として発表される予定です。
期待される成果と今後の展望
本研究を通じて得られる知見は、学術的な価値のみならず、実際の企業活動においても活用される見込みです。特に当社が東南アジアに持つ5つの拠点では、ここで得られる情報を基にした人材マネジメントの支援が行われます。また、将来的にはさらに多くの大学や研究機関との連携を目指し、企業の成長を支えるためのサービス向上に貢献する意向です。
京都大学経営管理大学院の関口教授のコメント
この共同研究にあたり関口教授は、「東南アジア地域は多国籍企業にとって戦略的に重要な地域であり、その文化や制度を踏まえたマネジメントが求められています。私たちは、地域のマクロ的な特徴と日本企業のミクロ的な取り組みを理解することで、人的資源管理の最適化を目指します」と述べています。
このように、株式会社リンクアンドモチベーションと京都大学経営管理大学院の共同研究は、国際的な人的資源管理の枠組みを再考し、多国籍企業が東南アジアで戦略を効果的に実行できるような実践的な知見を提供することを目指しています。