松陽産業が新たな塩ビパンチングプレートを発表
大阪市に本社を構える松陽産業株式会社が、タキロンシーアイが製造する硬質塩ビプレートへの多孔加工を施した新しい商品を本格的に販売開始しました。この新商品のラインナップは、幅1,000 mm×全長2,000 mm、板厚3.0 mmのものと、板厚5.0 mmのグレーとアイボリー色の2種類のプレートで、合計3種類が用意されています。
発売初年度の売上目標は1,000万円を設定し、少量から量産まで対応できる体制を整えています。これを実現するために、長年のパンチングメタル加工技術を活かし、既存の金属用加工設備を大規模に改修して、硬質塩ビプレートに対応した自動加工ラインを設置しました。
幅広い用途に対応
松陽産業の新商品は、クリーンルームや半導体装置の外装パネル、メッキ装置、エッチング装置、大型製造装置の外板、装置フィルターダクトや通風システム、汎用工業用材料、内外装建材、ディスプレイ看板や標示板、農業や養殖用資材、観賞用水槽など、さまざまな分野で幅広く活用されます。このことから、多様なお客さまのニーズに応えることが期待されています。
特徴と優位性
- - 高品質素材の使用: タキロンシーアイ社の硬質塩ビプレートを使用し、安定した品質を確保。
- - 先進的な加工技術: 長年の経験に基づくパンチングメタル技術を駆使し、道具や生産ラインの自動化により製品の安定供給を実現。
- - 少量からの発送: お客様の多様なニーズに応じ、1枚からでも日本全国への配送が可能です。
代表の意気込み
代表取締役の竹内和彦氏は、「孔あけ事業を通じてお客様に喜びを提供し、塩ビパンチングプレートの安定供給にも積極的に取り組んでいきたい。この姿勢を崩すことなく、新たな孔あけ製品の開発にも継続して取り組む」とコメントしています。
商品の入手方法
この新しい塩ビパンチングプレートは、松陽産業の公式ショッピングサイト(
https://punching-shop.com)からお求めいただけます。大手企業での安定した供給能力に裏打ちされた商品をぜひご覧ください。
会社情報
松陽産業株式会社は1967年の設立以来、金属素材のプレス金型を利用した孔あけ加工を手掛け、現在では国内で最大手のパンチングメタルメーカーとして名を馳せています。売上高は2023年度に4,687百万円を達成し、関西圏を中心に全国に4つの拠点を持っています。この新商品の投入でさらなる市場拡大を図っていく計画です。
このように、松陽産業はパンチングメタルの分野での経験と技術を生かし、新たな商品を展開することで、顧客の期待に応えていくことを目指しています。