山形のクラフトビール
2025-07-03 13:36:43

山形の紅花文化を生かしたクラフトビールの新たな挑戦

山形の紅花文化を生かしたクラフトビールの新たな挑戦



山形県の豊かな文化と歴史に根ざし、今回は新たに生まれたクラフトビール、「BENIBANA ALE(ベニバナエール)」と「BENIBANA LAGAR(ベニバナラガー)」についてご紹介します。これらのビールは、山形市での発表会でお披露目され、参加者は地域の特産品を使用した新たな味わいを体験することができました。

発表会の様子



2025年6月6日(金)に行われた発表会は、山形市の霞城セントラルで開催され、16時から夕方にかけて多くの来場者が集まりました。この会は、「紅花推進協議会」によって企画され、ビールのプレゼンテーションと試飲会が行われました。会には、地域の有名な観光協会や企業の代表者が出席し、50名以上が参加。

北進させる紅花文化



発表会の中心である「BENIBANA ALE」と「BENIBANA LAGAR」は、県産の紅花を利用した新しい製品です。“染めるための赤、味わうための黄”というコンセプトを基にクオリティの高いビールが生まれました。紅花はかつて最高級の染料として重宝されていましたが、需要が減少し生産量も落ち込んでいました。それを受け、紅花推進協議会は次世代へとこの文化を継承するため、紅花の普及と認知拡大に努めています。

私たちは特に、紅花の黄色素に注目しました。この成分は様々なフードメニューやハーブティーに活用されており、大きな好評を得ているのです。そんな中、クラフトビールという新たなジャンルとして紅花を活かし、山形の名品を創出することに成功したのです。

クラフトビールの紹介



BENIBANA ALE(ベニバナエール)



この軽やかな風味のビールは和食や魚料理によく合います。2024年に宮城県のGreat Dane Brewingによって開発され、好評を受けて山形県内の酒田トラディショナルビールが生産を継続することが決定しました。年間1万本の製造が予定されています。

BENIBANA LAGAR(ベニバナラガー)



もう一つの新作、ベニバナラガーは、蔵王ブルワリーで開発されました。このビールはお肉料理との相性が抜群で、限定販売が予定されています。蔵王の自然が育んだ湧水を使用し、地場産の食材を生かしたレストランも併設しています。

プロジェクトの背景と意義



発表会では紅花推進協議会の会長、清原正田氏とプロデューサーの千葉大貴氏がこのプロジェクトへの熱い想いを語りました。清原氏は、染料として用いられた紅花の希少性と価値を現代の飲食文化にあった形で再編することの意義を強調しました。千葉氏は、様々な国の才能を結集し地域の魅力を発信することにつながったと説明しました。

試飲会の様子



発表されたクラフトビールは試飲会でも好評で、参加者はその独特の風味を楽しみました。ほんのりとした黄色の泡が特徴で、「想像以上の美味しさ!」という感想が多く寄せられました。このように、紅花の文化を未来へつなぐ素晴らしい成果を目の前に、人々が喜ぶ姿が印象的でした。

今後の展望



山形紅花プロジェクトは、今後もクラフトビールの販路拡大に注力していく方針です。興味のある方は、ぜひお問い合わせください。紅花を使った新たな飲み物が、山形の新たな名物となることを期待しています。

お問い合わせ先



紅花推進協議会事務局(オガル株式会社内)
事務局次長:小関大介
TEL:050-3528-5719
MAIL:[email protected]


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会社情報

会社名
紅花推進協議会
住所
山形県山形市美畑町4-31
電話番号

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