高雄メトロと江ノ電・嵐電が観光交流を深める連携施策

高雄メトロ・江ノ電・嵐電連携の観光交流施策

2025年2月13日、高雄メトロ（高雄捷運）、江ノ島電鉄、京福電気鉄道の三社が観光交流の促進およびブランドイメージ向上を目的とした提携協定を締結しました。この協定に基づき、新たな魅力を発信するための連携が進められています。

特に注目を集めているのは、2025年6月6日から開始されるラッピング電車の運行です。この特別な電車は、嵐電嵐山線で運行され、運行期間は2026年2月28日まで続く予定です。ラッピングのデザインには、江ノ電と嵐電の制服を着用した高雄メトロの公式マスコット「みかん駅長」が描かれ、両社の魅力を詰め込んだ一台となります。

ラッピング電車の運行情報

- 運行期間: 2025年6月6日（金）～2026年2月28日（土）
- 運行区間: 嵐電嵐山線（嵐山本線・北野線）

※運行に関しては車両点検のための運休もあります。

特別販売会の開催

ラッピング電車の運行と合わせて、嵐山駅では「みかん駅長」に関連するコラボグッズの販売会も行われます。販売期間は2025年6月6日から6月8日までの限定で、ここでしか手に入らない特別なアイテムが揃います。

販売商品一覧

1. みかん駅長ぬいぐるみキーホルダー: 1,870円
2. みかん駅長ミニぬいぐるみキーホルダー: 1,100円
3. 吊り下げ式透明収納ポーチ: 990円
4. アクリルキーホルダー: 770円
5. アクリルオーナメント: 770円
6. マグネット: 330円
7. マグネット4個セット: 550円
8. マグネット（本の形）: 660円
9. バッジ: 440円
10. 折りたたみショッピングバック: 770円

さらに、2025年6月9日から2026年2月28日までの期間中は、嵐山駅インフォメーションにて、みかん駅長ミニぬいぐるみキーホルダーやマグネット4個セット、折りたたみショッピングバックの販売も行います。

高雄メトロの背景

高雄メトロは2008年から運営を開始し、現在は66.1kmの営業距離を誇る公共交通機関で、年間約6500万人の利用者が訪れています。公式マスコット「みかん駅長」は、可愛らしい見た目で多くのファンを魅了しており、今回の連携協定においては、日本の鉄道文化を学ぶために江ノ電・嵐電の研修生として活動しています。

今後の展開

高雄メトロは、2025年5月31日より、嵐電と江ノ電のカラーリングを施したラッピング電車も運行開始しました。この取り組みは、両国の文化交流をより一層深めるだけでなく、観光地としての魅力を発信する重要な施策です。また、江ノ電でも同年8月からラッピング電車運行開始を予定しており、今後ますます多くの注目を集めることでしょう。

観光客にとっては、新たな体験とともに、両地域の魅力を同時に楽しめる貴重な機会となります。今後の更なる展開に目が離せません。