おこめの“わわわ”プロジェクトとは?
広島県北広島町が誇るお米。全国的にもその名は知られており、最近では「全日本お米グランプリ」で受賞するなど、そのクオリティは証明されています。そんな地域の宝であるお米をもっと多くの人に知ってもらい、楽しんでもらうために始まったのが「おこめの“わわわ”プロジェクト」です。このプロジェクトは、昨年10月からスタートし、本年度より高校生の広報部が結成され、地域の特産品を発信する役割を担うことになりました。
高校生広報部の活動
北広島町にある広島県立千代田高等学校と加計高等学校芸北分校の生徒たちが中心となり、さまざまな情報をSNSを通じて発信しています。まずは、プロの講師からITリテラシーや取材技術について学び、その後、地域の農家や飲食店を取材開始。この活動を通じて、地域の魅力やお米の製品を届けることが目的です。
生徒たちは、実際に農家を訪れ、一緒に作業したりインタビューを行う中で北広島町の自然の素晴らしさを体感しています。「畑に触れることで、心が浄化されたような気持ちになれた」と話す生徒もおり、地域への愛着がますます深まっている様子が想像できます。特に、グルテンフリーのお米を使用した商品を通じて、アレルギーのある食事制限のある人にも楽しんでもらいたいという思いが強いと語ってくれました。
参加した生徒の声
研修に参加した生徒からは、「SNSで情報を発信することで、もっと多くの人に北広島町のお米を知ってもらいたい」との意気込みが聞かれています。また、彼らが体験したサイクリングや地元のどぶろくを使ったテリヤキバーガーの試食を通じて、地域の美味しさを実感し、「今後の発信に生かしたい」と意欲を見せています。
このプロジェクトの情報は、北広島町観光協会のインスタグラムで発信予定で、観光客や地域住民が一緒に楽しむ様子が見えることでしょう。
新たな逸品の登場と体験コンテンツ
おこめの“わわわ”プロジェクトでは、お米を使った新しい逸品が続々と登場しています。特に、2024年度の開発には約14種類、そして2025年度にはさらに7種類を追加予定。これらの産品は、地域の文化と稲作に深く結びついており、地元の飲食店や農家とのコラボレーションが進行中です。
最近では、広島駅ミナモア3Fに新設された「北広島町PRコーナー」で、地元の新たな逸品も購入可能になりました。例えば、どぶろくやそば味噌、北の舞漬、そしてお米と野菜を使ったパスタなど、多彩な選択肢が揃っています。このコーナーは、高校生たちのアイデアを反映して更新され、来店客に地域の魅力をアピールしています。
ワクワクのイベントとキャンペーン
2025年12月7日には、「第4回全日本お米グランプリ」や「第2回米フェス」が北広島町で開催されます。このイベントでは、地域の美味しいお米を試食する機会が豊富にあり、特に炊きたてご飯が振る舞われるので、多くの人々が楽しめる内容となっています。また、「おこめの“わわわ”キャンペーン」も実施中で、参加者には豪華な賞品が当たるチャンスがあります。こちらもお見逃しなく!
ふるさと納税との連携
さらに、北広島町のお米や体験コンテンツは、ふるさと納税の返礼品としても扱っています。これは、地域の特産品を楽しむ好機でもあり、楽天ふるさとなびでの特集ページも要チェックです。
このように、おこめの“わわわ”プロジェクトは地域の青年たちが積極的に参加し、発信することで、地域の魅力を再発見するための取り組みでもあります。若者の視点を通じて北広島町のお米の新たなシェアを広げていきましょう。