年賀状をデジタルで再生
2014-10-06 14:00:03
新会社「コネクティット」が年賀状文化をデジタルで再活性化する取り組み
「コネクティット」の誕生とその背景
昨今、年賀状の発行枚数が減少し続けている中、デジタルコミュニケーションの力を借りてこの文化を再活性化しようとする新会社「コネクティット」が誕生しました。設立から1年、同社はスマートフォンを活用した年賀状の仕掛けで好評を得ており、特に昨年は100万枚を超える受注を達成しました。これは、デジタルとリアルコミュニケーションの融合の一環と言えるでしょう。
年賀状文化の現状
年賀状は日本独自の文化ですが、その発行枚数は2003年のピーク時から減少を続け、最近のデータによれば、その発行枚数は前年比で減少していることが明らかです。また、2015年においてもその発行数は前年より5.9%減少しました。この厳しい状況に対し、デジタル技術を駆使した「スマホ年賀状」は、2014年には前年の3倍の発注数となり、数多くの人々に支持されています。
ニーズに応える「コネクティット」
「コネクティット」は、こうした背景を受けて設立されました。デジタルコミュニケーションを活用して、伝統的な郵便物との融合を図り、年賀状市場をより大きなものへと成長させることが期待されています。これまでのアイ・ファクトリーの経験とリソースを集中させ、専門的なサービスを提供することを目的としています。
社名である「コネクティット」は、「Connect」と「IT」を組み合わせた造語であり、これにより「ITを通じて人々や情報を繋ぐ」という会社のビジョンが表現されています。
地域とデジタル連携の促進
同社は、SNSやスマートフォンの普及と共に、リアルな年賀状をより簡単に便利にするためにさまざまなサービスを展開しています。具体的には、ネットで年賀状やスマホで年賀状のサービスが好評で、この取り組みを通じて、デジタルの利便性を感じながらも、伝統的な年賀状文化を大切にするという姿勢が伺えます。これにより、年賀状の発行をより身近なものにし、生活の質を向上させることを目指しています。
会社概要
株式会社CONNECTIT(コネクティット)は、東京都千代田区有楽町に拠点を置いており、2014年に設立されました。現在、同社はインタラクティブなクリエイティブ業務やシステム開発業務を手掛けており、CRM業務も展開しています。今後の目指すところは、従来の郵便サービスとデジタル技術を融合させ、贈答文化の継承と豊かなコミュニケーションの実現です。
コネクティットの取り組みが、年賀状文化を守りつつ、新しい形で再生させていくことが期待されます。今後の進展にも注目です。
会社情報
- 会社名
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株式会社CONNECTIT
- 住所
- 東京都千代田区有楽町1丁目10番1号
- 電話番号
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