伏見の酒蔵と契約農家が作る日本酒とお米のギフトセット
京都の伏見地区に位置する老舗酒蔵「北川本家」と契約農家「河北農園」が、新型コロナウイルスの影響を受けて、共に販路を開拓し、新たな商品を発表します。その名も「お米とお酒のギフトセット」。この商品は、地元の食材にこだわり、消費者に特別な体験を提供することを目指しています。
商品詳細と販売情報
このギフトセットは、8月24日(月)より北川本家の直営店舗「おきな屋」やオンラインショップ(
こちらから)で販売が開始されます。具体的な内容は以下の通りです:
- - 白米コシヒカリ(真空包装) 300g × 1
- - 白米京の輝き(真空包装) 300g × 2
- - 日本酒 富翁 純米吟醸 丹州山田錦 720ml × 1
このセットの価格は3300円(税込・送料別)で、家庭で楽しめるだけでなく、飲食店への提供も促進されます。さらに、このギフトセット購入者には河北農園の賀茂なすの情報も案内されます。
農業と酒造りの連携
この取り組みの背景には、新型コロナウイルスの影響で多くの飲食店が営業を維持できない状況がありました。北川本家は、単体での酒類販売にとどまらず、河北農園との協力により、新たな販路を模索することになりました。これにより、地域の食文化を支え合い、長期的に事業を継続できる道を探っています。
生産へのこだわり
河北農園の河北卓也さん(通称・卓ちゃん)は、農業に情熱を注いでいます。彼は主食用米や酒造好適米、野菜を生産しており、「美味しい作物を作ること」にこだわりを持っています。農薬は極力使用せず、魚を原料にした肥料で育てたお米は、豊かな旨味を持ち、北川本家の日本酒とぴったりの組み合わせです。
「富翁 純米吟醸 丹州山田錦」
このギフトセットに含まれる「富翁 純米吟醸 丹州山田錦」は、河北農園で栽培された酒米「山田錦」を使用し、伏見の名水「伏水」で醸造されています。地元の文化を感じられる商品として、「京都吟味百撰」にも認定されています。
伝統の酒蔵
北川本家は、1657年に創業し、360年以上の歴史を誇る酒蔵です。伏見の特色ある水源を活かし、「伝統は革新の連続」を掲げて酒造りを行っています。同社の代表銘柄「富翁」は、飽きの来ない味を追求しており、地域の食文化を支え続けています。
最後に
「お米とお酒のギフトセット」は、品質の高い素材にこだわり、京都の伝統と新しい形のコラボレーションを実現した逸品です。地元の味をぜひお楽しみください。