女子プロゴルファーを支える託児サービス「ママゴル」
近年、女性ゴルファーの活躍が目立つ中、彼女たちがプレーに専念できる環境を提供する取り組みが注目されています。その中で、ゴルフ場での託児サービス「ママゴル」が新たな支援の形を見せているのです。
2024年の大会に帯同
2024年8月17日、栃木県さくら市のセブンハンドレッドクラブで開催される『エイジェック LADY GO カップ in とちぎ』に、このママゴルが帯同し、出場する女子プロゴルファーのお子様を預かるという試みが行われます。これは、プレイヤーが子どものことを心配せずに、プレーに専念できる大きな安心感を提供するものです。
充実した託児サービス
大会期間中の3日間、ママゴル託児室が設置され、述べ30名程度の子どもたちが預けられます。初日は練習ラウンド、続く二日目にはプロアマ大会と懇親会が行われ、最終日には本戦へと進みます。託児室は、ゴルフ場内で展開されるため、選手たちは自分のプレーに集中できます。また、子どもたちは保育士と共にコース周辺を散歩し、その途中でママゴルファーを応援することができます。
過去の実績と信頼
「ママゴル」は、すでに「ワールドレディース サロンパスカップ」や「アース・モンダミンカップ」、「リシャール・ミル ヨネックストーナメント」など、多くの女子プロ大会で活動しており、安全で信頼のおけるサービスを確立しています。これにより、多くのママ選手が安心して大会に臨むことができるようになっています。
新たなニーズと展開
「ママゴル」は、2011年にサービスを開始し、ゴルフ場の空きスペースを利用してゴルファーのお子様を預かるというユニークな形で展開してきました。暗号データ化された託児カルテがクラウドサーバーで管理されるため、全国で展開可能となっています。コロナ禍以降は、プレーヤーの若年層化や女性の多様なニーズの高まりを受け、さらなる進化を遂げています。特に注目すべきなのは「パパゴル」という新たなスタイルが生まれ、パパが子どもと一緒に来場することで、ママは自分の時間を楽しむことができる環境が整いつつある点です。
今後の展望
また、ゴルフ場職員の子どもも預かることで、スタッフ採用の促進にも寄与しています。このように、「ママゴル」は利用者のニーズに応じて、常に進化を続けています。
お問い合わせ
「ママゴル」に関心を持った方は、Child Base株式会社の広報部までご連絡ください。
新しい時代のゴルフ、そして家族の時間をサポートする「ママゴル」の活動は、多くの選手とその家族にとって欠かせない存在となることでしょう。