9KOS新商品登場
2024-03-07 09:30:15
九州の魅力を活かしたサスティナブルフレグランス『9KOS』の新商品登場
九州の魅力を詰め込んだフレグランス『9KOS』
福岡県に本社を置く株式会社コーシェリジャパンが手掛けるサスティナブルフレグランス「9KOS(ナインコース)」が、新たな商品の販売を始めます。その名も「廃棄される長崎みかん」を活用したフレグランスアイテムです。この商品は、2024年3月31日18時まで、クラウドファンディングを通じて先行販売されることが決定しています。
商品開発の背景
本プロジェクトは、長崎県にある小浜ワイナリーとの出会いから始まりました。小浜ワイナリーでは、長崎県産の果実を使用したみかんワインを生産しています。しかし、このワインの製造過程で、果実の一部が年間約3トンも廃棄されてしまうという現実があるのです。そこで、株式会社コーシェリジャパンはこの問題を解決するため、みかんの廃棄果皮から高品質なフレグランスを開発することに着手しました。
商品化までの過程
長い時間をかけて試行錯誤を重ね、最終的に完成したのがこのフレグランスです。特に廃棄されていたみかんを試験蒸留し、香りの成分抽出に取り組みました。また、プロジェクトはTVQ九州放送によって取材され、開発の過程や想いがテレビで放送されました。興味のある方は、その様子をYouTubeにアップされたアーカイブ動画からぜひご覧ください。
クラウドファンディングの意義
2月1日から開始されたクラウドファンディング「For Good」では、「廃棄される長崎みかんから、長崎の香りを作りあげる」ことを目指しています。KOSelig JAPANとして初のクラウドファンディングとなり、売上の一部は小浜ワイナリーに還元される予定です。この取り組みは単なる商品開発に留まらず、廃棄物から新たな価値を創造し、生産者にも恩恵をもたらそうという姿勢が強調されています。
商品ラインナップ
今作のフレグランスは、キャンドル、ディフューザー、ルームスプレーの3種類で展開されます。江戸時代、鎖国中も貿易が許されていた長崎にインスパイアされた香りは、異国情緒が漂うオリエンタル調。シナモンとバニラが醸し出すスパイシーな基調に、長崎県雲仙市で育てられたみかんからの精油が加わることで、シトラスの爽やかさとエキゾチックな甘さが調和します。
9KOSの魅力
「9KOS」は、九州の自然や文化、歴史を香りで表現したサスティナブルなフレグランスコレクションです。環境に配慮した製法で作られ、100%天然のソイワックスを使用したキャンドルなど、全ての製品は日本の職人によるものです。また、複数の地域と連携し、それぞれの魅力を活かした商品を展開しています。
今後の展望
今後も九州の魅力を探求し続け、地域との連携を深めていくとのこと。商品開発を通じて地域の活性化にも寄与することが目標です。九州発のサスティナブルな取り組みを是非とも注目し、応援していきましょう。詳細は公式サイトやSNSでも随時更新されていますので、興味のある方はチェックしてみてください。
まとめ
「9KOS」の取り組みは、環境への配慮と地域の魅力を融合させた新しい形のフレグランス。廃棄される果実から新たな香りが生まれることで、これまでの慣習にとらわれない新しい価値を持つ商品として、多くの人に愛されることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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株式会社コーシェリジャパン
- 住所
- 福岡県福岡市中央区平和3-8-9
- 電話番号
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