中国初上陸！サムズクラブに伊藤園とロッテの人気商品が登場

日本の人気食品が中国市場に登場

このたび、中国市場において伊藤園の「おいしく大豆イソフラボン黒豆茶」とロッテの「コアラのマーチ宇治抹茶味」が、会員制大型スーパー「サムズクラブ」を通じて正規導入されました。大河実業株式会社が正規代理を務めるこの二大ブランドは、特に健康志向が強い中国市場での需要を背景に、初めての展開となります。

背景｜中国市場の変化

昨今、中国を訪れる日本の観光客が増加する中、現地での日本製食品に対する信頼と嗜好が再び高まっています。特に「宇治抹茶」や「ナチュラル素材」、さらには「ゼロカフェイン」といった要素は、若い世代や子供を持つ家庭に好まれています。このような市場背景の中、サムズクラブは、健康と日本的価値を求める中国の消費者に新たな選択肢を提供することとなりました。

サムズクラブの急成長

サムズクラブは、アメリカのウォルマートが運営する有料会員制スーパーであり、国内外で600を超える店舗を展開しています。中国市場では1996年に深センに初出店して以来、その数は増え続け、2024年には48店舗に達しました。年に10店舗以上の新たな出店を計画しており、500万人を超える会員を抱えるサムズクラブの成長は目覚ましいものです。

商品導入の背景

大河実業は、伊藤園との正規販売代理店契約を結んでから、幅広いチャネルで製品を展開しています。特に近年は大豆イソフラボンに対する健康意識が高まっており、黒豆茶の需要も急増しています。ロッテについても、最近中国市場との連携が深まり、宇治抹茶味のコアラのマーチはタイの工場で生産され、中国専用のパッケージデザインで提供されます。

今後の展望

これらの取り組みは、大河実業にとっても新たな一歩となります。日本と中国両市場の特性を理解し、今後も健康で美味しい日本製品を確実に届けていく所存です。特に、中国の消費者向けに現地のニーズに合ったブランディングや販売戦略を構築することを目指します。私たちは、日本の「良いもの」をアジアの成長市場に広げる役割を果たし続けることでしょう。