神奈川県警備業協会
2022-12-01 12:00:01

創立50周年を迎えた神奈川県警備業協会の歩みと未来への展望

創立50周年の式典



神奈川県警備業協会は、創立50周年を記念する式典を盛大に執り行いました。岩野会長は、冒頭の挨拶で業界が直面している課題として、「検定資格者の権威向上」、「警備料金の引き上げ」、「青年部の設立」の三つを挙げました。

「今期、青年部を設立することができたことに嬉しさを覚えています。11月1日に行われる警備の日の職業体験事業では、各社のOBの方々が協力してくれました。その結果、無事に50周年を迎えることができ、業界の認知度アップにつながっています。引き続きのご支援をお願い申し上げます」と、岩野会長は力強く発言しました。

来賓からの祝辞



式典では、神奈川県知事の黒岩祐治氏も来賓として参加され、「生活安全産業として、治安維持に協力していただき、安全・安心な社会の実現に向けて、今後ともご協力をお願いしたい」と祝辞を述べました。また、中山泰男全国警備業協会会長は「業界とともに歩んできた50年。業界全体の歴史に寄与してきたことを嬉しく思う。引き続き緊密な連携を図り、多様な問題を解決していきたい」とのメッセージを送りました。

50年間の歩み



神奈川県警備業協会は1972年に創立され、当初は45社を擁し、以後その規模を拡大してきました。1980年には7つの支部を発足、1983年には社団法人神奈川県警備業協会に改称されるなど、時代のニーズに応じて変化してきました。1989年には県公安委員会からの業務受託が開始され、業績の向上に寄与しました。また、2008年には県警備業暴力団等排除対策協議会が創設され、警備業界の安全性の向上も図られました。

近年も取り組みは続き、2021年には東京オリンピック・パラリンピックに向けて警備業務に協力。2022年には青年部会を設立し、355社の会員を持つ協会としての成長を遂げています。これらの活動は、業界の発展だけでなく、地域社会の安全向上にも寄与しています。

未来へ向けて



式典では、県警察本部から感謝状の授与が行われたほか、特別な表彰として岩野会長による会長賞の授与もありました。今年50周年を祝して、特別制作されたロゴマークも紹介され、大きな盛り上がりを見せました。今後も神奈川県警備業協会は、業界の認知度向上や新たな人材育成に注力し、さらなる発展を目指していく方針です。

さらなる安全を提供しつつ、地域のニーズに応えられることを期待します。50年の歴史を持つ協会は、次の50年に向かって新たな挑戦を続けていくことでしょう。

会社情報

会社名
一般社団法人神奈川県警備業協会
住所
神奈川県横浜市中区寿町2丁目5番地の1川本工業ビル5階
電話番号
045-225-8825

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