バイオものづくり研究棟開所記念シンポジウム開催のお知らせ
2025年11月、産業技術総合研究所に新たに設立されたバイオものづくり研究棟の開所を記念したシンポジウムが開催されます。このシンポジウムは、画期的なバイオ技術の最新の研究を知る絶好の機会です。また、これは無料でオンライン配信されるため、全国どこからでも参加可能です。
シンポジウムの概要
- - 日時: 2025年11月17日(月)11:00〜11:45 及び 2025年11月20日(木)16:00〜16:45
- - 参加費: 無料
- - 視聴方法: オンライン配信(ブラウザで視聴可能)
内容の紹介
今回のシンポジウムでは、特に注目すべき2つのテーマについて講演が行われます。これらの研究は、未来のバイオものづくりを大きく前進させるものです。
1. 未知の微生物を“培養”するイノベーション
第1の研究は、未知の微生物を培養し、新たな生物機能を見つけ出す取り組みです。バイオものづくり革命の時代において、未利用の微生物資源を開発し、それをバイオ産業に活かしていく方法について解説されます。
2. ミドリムシを活用したものづくり
第2の研究は、ミドリムシに注目した藻類培養の紹介です。藻類を原料とした一気通貫型の「藻類化学」は、持続可能な素材の開発やカーボンニュートラルの実現に向けいかに貢献できるのかが議題になります。
参加者対象
このシンポジウムは以下のような方々に特におすすめです。
- - 藻類バイオマスや再生可能資源を用いた新素材・化学プロセスの開発に携わる方
- - バイオプロセスやグリーンケミストリーを用いた事業化を計画している企業担当者
- - バイオものづくりに関心がある研究者・技術者
- - カーボンニュートラルに向けた研究開発に興味がある方
- - バイオ技術を自社の製品に取り入れたい事業開発担当者
登壇者紹介
シンポジウムでは、以下の専門家が講演を行います。
- - 玉木 秀幸: バイオものづくりセンターの副研究センター長として、未培養・未利用の微生物資源の開発に関する研究を行っています。
- - 芝上 基成: 藻類バイオマスを用いたものづくりにおいて、長年の研究経験を持つ専門家です。
申し込み方法
シンポジウムへの参加はどなたでも可能で、参加費は無料です。詳細な情報やお申し込みはこちらからご覧いただけます。
詳細とお申し込みはこちら
このシンポジウムを通じて、未利用の資源を活用した次世代のバイオものづくりについて、新たな知見を得ることができる貴重な機会です。ぜひご参加ください。