五常・アンド・カンパニーがカンボジアのマイクロファイナンス機関に新たな出資
五常・アンド・カンパニーがChamroeunに出資
2025年9月、五常・アンド・カンパニー株式会社（CEO：慎泰俊）はカンボジアのマイクロファイナンス機関Chamroeun Microfinance PLC.の株式14.99%を取得しました。この出資は2015年に行われたMAXIMA Microfinance Plc.に続くもので、カンボジアの経済支援に対する五常の取り組みが改めて示されました。
カンボジアのマイクロファイナンス業界は、最近深刻な課題に直面しています。過重債務や不適切な取り立ての問題が報告されており、特に顧客の生活に悪影響を及ぼす懸念が高まっています。五常はこれに真摯に向き合い、顧客保護や持続可能な成長を最重要課題として位置付けています。私たちはChamroeunとMaximaの発展を支援し、顧客の生活の安定を図ることを目指しています。
五常は少数株主としてChamroeunが低所得世帯に対するマイクロファイナンスサービスを実施できるよう支援し、生活水準や職業スキルの向上に寄与することを約束しています。Chamroeunは個人向け融資やグループ融資、法人向け融資と、多彩な商品を展開しており、2024年12月末までには営業貸付金が3372万ドルに達しています。更に、2024年2月には顧客保護の認証を取得し、社会的パフォーマンス管理に強くコミットする姿勢を示しました。
Chamroeun Microfinance PLC.について
Chamroeunは2009年に設立されたカンボジアのマイクロファイナンス機関で、カンボジア国立銀行の認可を受けています。100以上の支店を通じて、3万世帯以上に金融サービスを提供しており、特に低所得層や銀行口座を持たない世帯、小規模事業主をターゲットとしています。顧客保護や透明性のあるガバナンスを重視し、業界のベストプラクティスを取り入れた運営に注力しています。これまでハイレベルな社会的パフォーマンスや金融包摂への取り組みが評価されています。
五常・アンド・カンパニーについて
五常・アンド・カンパニーは、南・東南アジアから中央アジア・コーカサス、サブサハラ・アフリカの14カ国に及ぶマイクロファイナンス展開を行っているホールディングカンパニーです。2014年7月に設立され、金融包摂を世界中に届けることをミッションに掲げています。2025年3月末時点で、グループ会社及び投資先合算の顧客数は約340万人を超え、1月には「B Corp™」認証を取得し、社員の社会的・環境的パフォーマンスの向上を目指しています。
カンボジアのマイクロファイナンスに対する五常の決意は、地域の発展および持続可能な成長に繋がることが期待されています。今後の取り組みから目が離せません。
会社情報
- 会社名
- 五常・アンド・カンパニー株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区千駄ヶ谷3–14–5
- 電話番号
関連リンク
サードペディア百科事典: 東京都 渋谷区 マイクロファイナンス 五常・アンド・カンパニー Chamroeun
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