AQグループ入社式が祝った未来への“循環”と匠の心
2025年4月1日、埼玉県さいたま市に本社を構える株式会社AQ Groupが120名の新入社員を迎え入れ、入社式を盛大に開催しました。「ものづくり企業の一員として匠の心を感じてもらう」という理念のもと、2006年から始まった伝統ある入社式は、今年で20回目を迎え、記念すべきセレモニーとして注目を集めました。
カンナ削りと植樹による新しい試み
今年の入社式では、カンナ削りの儀式に加え、アスナロの植樹という新たな取り組みが実施されました。新入社員は、木の素材に触れながら地球環境への貢献と未来への循環の重要性を学びました。
新入社員の体験
新入社員たちは、緊張した表情での参加から始まりましたが、段階を追ってカンナ削りの技術を体験し、ものづくりの楽しさや匠の心を感じ取りました。また、針葉樹の一種であるアスナロの苗木を植えることで、成長する木と共に自分自身も育っていくという希望を抱いたようです。
加藤社長の祝辞
式典で加藤博昭社長は、自身の新入社員時代の経験を振り返り、苦労しながらも成長した過程を語りました。彼は参加者に対し、共に学び、共に成長することの大切さを強調しました。
新たな成長へのメッセージ
今回植樹したアスナロは、「いつか檜(ひのき)のような立派な大木になろう」という意味合いがあります。この植樹活動には、新入社員が成長し、社会に貢献できる人材になるようにという願いが込められています。さらに、アスナロには「変わらない友情」「不滅」という花言葉があり、仲間との絆を深めてほしいという思いもあります。
環境への責任と循環の重要性
AQ Groupは、木造建築企業としての責務を果たすため、植樹や間伐を通じた資源活用の重要性を掲げています。木造市場の拡大に向け、循環型社会の構築に貢献することを目指しています。新入社員たちは、木のストローなど、エコ商品制作の経験を通じて、持続可能な社会を実現するための一員としての自覚を持つことが期待されています。
結論
新たにAQ Groupの仲間となった120名の新入社員は、木材と向き合うことで、職業としての志を立て、将来のビジョンを育んでいくことになります。入社式がもたらした経験やメッセージは、彼らの日常生活にも深い意味を与えることでしょう。未来の循環を意識して、AQ Groupは社会に貢献する人材を育てながら進化を続けることでしょう。