特定技能申請管理クラウド『noborder』がグッドデザイン賞を受賞
特定技能申請管理クラウド『noborder(ノーボーダー)』が、2024年度のグッドデザイン賞を受賞しました。この受賞は、特定技能全般の手続きを効率的に支援する同サービスの価値を示すものであり、企業や外国人にとっての在留管理の重要性が改めて認識される結果となりました。
新ロゴで示す進化の象徴
受賞を記念して、2024年11月1日より新しいブランドロゴが発表される予定です。この新ロゴは「ボーダーから飛び出す」というコンセプトを持ち、不合理な障壁を取り除き、より良い社会へ向かって進化していく姿勢を表現しています。
特定技能申請管理クラウドのミッションは「不合理な障壁なき社会の実現」です。このビジョンに従い、会社は今後も進化を続け、外国人が安心して日本で就労できる環境づくりに貢献していきます。
特定技能申請管理クラウドの利用価値
『noborder』は、特定技能外国人を受け入れる企業や登録支援機関、人材派遣・紹介会社向けに特化したビザ申請管理ツールです。従来、行政書士に依頼することが一般的であった申請書類の作成を、誰でも簡単に、かつ正確に行えるようになりました。
このシステムを利用することで、外国人雇用がより身近で確実なものとなり、企業にとっても大きなメリットとなります。
受賞評価の背景
グッドデザイン賞審査委員の評価によると、日本では少子高齢化が進行中で、今後ますます外国人労働者の需要が高まる見込みです。そうした状況において、複雑な申請手続きが壁となり、外国人が望ましい在留資格を取得できないことが問題視されます。『noborder』は、これらの申請を支援することで、外国人がより良い状態で日本に滞在できる環境を整えています。実績も伴い、評価されたことが受賞の理由の一つです。
クラウドの導入状況
『noborder』は、2021年9月にサービスの提供を開始し、現在では120社以上の企業が利用しています。このツールは月額9,800円から即日導入が可能であり、特定技能1号や特定活動に対応しています。また、在留資格申請に必要な帳票作成や在留期限の管理、定期報告などもサポートしています。
副次的には、行政書士法人が監修しており、申請に関する知識が不足している場合でもスムーズに利用できる環境が整っています。現在、60日間の無料トライアルも実施中で、多くの人にその操作の手軽さを体感してもらう機会が提供されています。
デザインの価値とは
グッドデザイン賞ディレクターからは、より多くの人が簡単に特定技能のビザ申請を行えるようにすることが目標であると説明されています。不要な要素を排除し、必要な情報だけを簡潔に提供するシステムが高く評価された背景には、今の社会が求めるデザインの重要性があります。これを契機に、さらに多くの人に使ってもらい、ビザ申請におけるハードルを下げることが期待されています。
グッドデザイン賞の意義
グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本のデザイン評価制度であり、国内外の多くの企業や団体が参加しています。この賞は、デザインを通じて社会の課題を解決し、生活の質を向上させることを目的に毎年開催されています。受賞したデザインには「Gマーク」が授与され、優れたデザインの象徴として広く知られています。
今後も『noborder』は、特定技能ビザ申請の革新を通じて、外国人労働者が安心して活躍できる社会の実現を目指して精進していくでしょう。