設置型ベビーケアルーム『mamaro™️』が800台を達成!
Trim株式会社(本社:横浜市中区)が開発した設置型ベビーケアルーム『mamaro™️』が、2025年3月に累計設置台数800台を突破し、累計利用回数も129万回を超える見込みとなっています。
『mamaro™️』は、商業施設や公共交通機関、さらには公園やその他の公共スペースに幅広く設置されており、育児中のお母様やお父様にとって、より快適な外出を可能にするための重要なインフラとなっています。このサービスは、単なる設備提供に留まらず、社会的ニーズにも応えています。近年、男性の育児参画が注目される中、授乳室などが女性専用になっている場面が多く、誰でも安心して利用できる空間は非常に重要です。
機能と設置の背景
『mamaro™️』は、比較的コンパクトな1畳ほどのサイズで、工事不要で設置が可能なため、多様な場所でスムーズに導入されています。その特長として、授乳やおむつ交換ができる個室空間が提供されている点があります。可動式のデザインにより、特定の施設内部での移動も簡単です。このような設計が採用されることで、育児中の安心感と利便性が向上しています。
さらに、『mamaro』はその機能性だけでなく、スマートフォンアプリと連動し、リアルタイムで利用状況を把握できるソフトウェアを搭載しています。これにより、利用者データも取得可能となり、施設の運営者にとっても大きな情報資源となります。
新製品の展開
2024年夏には、屋外にも対応可能な『mamaro solana』が登場予定で、これによりおむつ交換台や授乳ソファ、体重測定機能を一体化した『mamaro sofa』も新しくラインナップに加わります。また、全個室型ベビーケアルーム『mamaro spot』も設計プロデュースが行われ、より多くの選択肢が提供されることになります。これらの新製品は、育児に携わる方々がより快適に過ごせる空間を提供するために設計されています。
今後の展望
今後もTrim株式会社は、『mamaro™️』シリーズを通じて、育児中の家族が気軽に外出できる社会づくりに貢献していく方針です。特に性別を問わず、誰もが安心して利用できる携帯型のベビーケア施設は、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)やSDGs(持続可能な開発目標)の観点からも重要な取り組みとなっています。
具体的には、2025年の大阪・関西万博においても、会場に4台の『mamaro™️』の設置が決定されており、今後の展開が期待されています。
まとめ
設置型ベビーケアールーム『mamaro™️』は、800台を超える導入実績を誇り、育児中のニーズに応えるべく進化を続けています。今後もこの取り組みを通じて、より多くの家族が安心して過ごせる社会を目指していきます。