モリリン、3Dデジタル技術を駆使した新設計「Move On Design™」を発表

モリリンが挑む新たなアパレルの未来

愛知県一宮市に本社を置くモリリン株式会社は、アパレル業界に革新をもたらすための取り組みを強化しています。特に注目すべきは、同社のデジタル研究チームであるM3 LABO（エムスリー・ラボ）が開発した集中的なプロジェクト「Move On Design™」です。この新技術は、身体にフィットする動きやすさを追求し、3Dデジタル技術を活用して独自の設計を実現しています。

3Dデジタル技術の意義とは？

「Move On Design™」では、3D CAD（コンピュータ支援設計）と3Dアバターを使用し、実際の素材やデータに基づいた検証を行っています。このアプローチによって、サンプルを大幅に削減しながらも、着心地やシルエットを進化させることが可能になりました。さらに、同技術は特許申請中で、モリリンの独自性をアピールする重要な要素となっています。

身体にフィットする設計

新たに発表されたジャケットとパンツは、どちらも「Move On Design™」による革新的な設計が施されています。特に「Move On Jacket」は、特別な設計により脇にフィットし、動きやすさを向上させています。これにより、袖の上がりが軽減され、着用者は最小限のストレスで動くことができます。

次に「Move On Pants」は、ウエストがずれず、安心感を常に保持する設計が特徴です。さらに、伸ばすべき部分が適切に伸びることで、自由な動きをサポートします。これらの機能は、日常の動作において、より快適な体験を提供します。

展示会のご案内

モリリンは、2024年11月19日から11月22日にかけて、東京都港区南青山にある自社ショールームにて「Move On Design™」の特別展示会を開催します。この展示会では、実際に新しいアパレル製品に触れることができる貴重な機会です。来場希望者は事前にアポイントを取って参加する必要がありますので、興味のある方は、下記のお問い合わせ先からご連絡ください。

- 開催日: 2024年11月19日（火）～11月22日（金）
- 開催場所: 東京都港区南青山
- お問い合わせ先: [email protected]

環境への配慮と未来へのビジョン

M3 LABOは、モリリンの素材の強みを最大限に生かしながら、持続可能な発展を目指しています。同チームは、取引先と協力しながら、消費者に支持される商品を開発するための努力を続けます。また、環境への配慮も重要なテーマとなっており、サステナビリティに基づいた商品開発を進めています。これにより、エコロジカルな取り組みを強化しつつ、クオリティの高い製品を提供していく考えです。

今後の展開に注目が集まるモリリンの「Move On Design™」。より快適で機能的なアパレルを実現するこの技術が、業界にどのような影響を与えるのか、期待が高まります。