新展示リニューアル!COMICO ART MUSEUM YUFUIN
大分県由布市湯布院町に位置する現代美術館、COMICO ART MUSEUM YUFUINが、約3年9か月ぶりに大幅な展示リニューアルを行うことを発表しました。2026年4月12日(日)から、新たに現代美術家・李禹煥の作品が常設展示として加わります。
李禹煥の作品が常設展示に
今回のリニューアルでは、李禹煥の代表作7点が新たに加わり、海外作家の常設展示は当館初の試みとなります。また、すでに展示されている草間彌生や奈良美智、村上隆の作品も新たに公開され、より多彩なラインナップが実現しました。
この改装により、館内は周囲の自然と調和した建築空間に、おしゃれで現代アートの魅力が詰まった展示が施されています。アートを愛する人々はもちろん、初めての訪問者も楽しめるよう、新たな作品群が幅広いアート体験を提供します。
現代アートと自然の融合
COMICO ART MUSEUM YUFUINは、2017年にオープンし、2022年には展示エリアを増築してグランドオープンを果たしました。2027年には開館10周年を迎え、今回のリニューアルはその節目に向けた大きな一歩といえるでしょう。
李禹煥の作品が展示されるギャラリー1では、彼の作品と、村上隆の作品が対峙する形で展示されており、空間が織りなす独自の「静謐な対話」を体験することができます。ギャラリー間には水盤が設けられ、自然光と水の美しいハーモニーが、新たに設けたアート体験を一層引き立てます。
李禹煥のアートと彼の哲学
李禹煥は、1936年に韓国で生まれ、1956年に来日して以来、国際的な舞台で活躍している現代美術家です。彼は、自然素材の存在感を重視し、過剰な表現を排除する独自のアプローチで知られています。彼の作品は「生成から消滅」という時間の流れを視覚化し、空間や人との「対話」を重視する哲学が表れています。
主な作品《From Line》や《Dialogue》では、その中で生まれる緊張感や響きを感じさせることが求められ、それらが観賞者にどのように影響を与えるかが非常に興味深いところです。
さらに魅力的な展示内容
今回のリニューアルに合わせて、草間彌生の新作4点や村上隆の3作品も展示され、アートの魅力が広がります。特に草間彌生の作品の中で、最大の作品である《Pumpkin(BEPNO)》は、彼女独特の視覚体験を提供し、観覧者の心に強烈な印象を残します。
また、2025年には気軽に立ち寄れるカフェやショップも新たにオープン予定。この場所では、大分県の産品を使用したドリンクやスイーツを楽しむことができます。
湯布院の文化拠点として
2024年から2025年にかけて来館者数は約28%増加し、COMICO ART MUSEUM YUFUINはより多くの人々に新たな文化体験を提供しています。
隈研吾によって設計されたこの美術館は、地域と世界をつなぐ文化の拠点としてますます進化を続けています。美術館の新たな展示と共に、由布院の美しい自然を訪れる際には、ぜひ立ち寄り、特別なアート体験をお楽しみください。
施設情報
- - 名称: COMICO ART MUSEUM YUFUIN(コミコアートミュージアム ユフイン)
- - 所在地: 大分県由布市湯布院町川上2995-1
- - 設計: 隈研吾
- - 開館時間: 9:30 – 17:00(最終入場16:00)
- - 休館日: 隔週水曜日
- - 入館料(税込): 一般 ¥1,700、大・専門学生 ¥1,200、中・高校生 ¥1,000、小学生 ¥700、障がい者手帳提示の方 (一般・ご本人のみ) ¥1,200、未就学児 無料です。
この新たな展示空間で、アートと自然の融合した特別な体験を、心ゆくまで楽しんでいただければと思います。