二人三脚採用の新常識
2018-07-26 11:30:09

新たな採用方法「先輩・後輩 二人三脚採用」とは?人材育成に向けた新しい一歩

新たな採用方法「先輩・後輩 二人三脚採用」



株式会社シグナルが導入したユニークな新卒採用手法「先輩・後輩 二人三脚採用」は、面接官に社会心理学者を起用し、後輩との絆の強さを評価するものです。エントリーは7月26日から開始され、志望者は実際にその後輩と一緒に面接に参加する必要があります。この新しい方法は、従来の採用手法とは大きく異なり、候補者の人間関係の構築能力や育成能力を重視します。

この方式の導入には、同社がこれまでに培ったデータに基づくペルソナ分析があり、後輩に慕われる能力が新卒採用において最も重要だとされています。社会心理学者・正木郁太郎氏の協力を得て、候補者の面接に加え、彼らの後輩との関係性についても分析が行われます。正木氏が分析することで、心理学的観点からの評価が加わり、より精度の高い選考が可能になるのです。

採用の背景



株式会社シグナルは設立から13年を迎え、従業員数も増加し続けています。企業の成長には、個々の能力向上が不可欠であり、リーダーシップを発揮しつつ後輩を大切に育てるような人材が求められています。選考基準は「後輩との絆の強さ」と「企業業務との親和性」で、採用プロセスでは、当社の社員とともに行動を共にしている後輩との帯同面接が行われます。

草場代表のコメント



株式会社シグナルの代表、草場大輔氏は、現代の採用難の状況に触れ、大企業が優秀な新卒生獲得に苦労していると指摘しました。特に、入社3年以内の離職率が高く、企業と学生のミスマッチも多い中で、真に合った人材を採用するための方法を模索していました。正木氏との連携により、『二人三脚採用』に辿り着いたが、将来的にはこの方法をさらに広めていく意向を示しています。

後輩の話を大切にする人材



2年目の社員Mさんは、理想の人材像について「後輩に仕事の重要性や楽しさを伝えられる人」と語っています。さらに、辛いことを共有し喜びを分かち合える関係を築ける人物、そして多忙な時でも後輩の話に耳を傾けられる思いやりのある人を求めています。柔軟性を持ちながら自分の信念もしっかり持っている人と共に働きたいというのが彼の願いでもあります。

募集概要



「先輩・後輩 二人三脚採用」の応募資格は大学または大学院を卒業予定の学生、及び過去1年以内に卒業した既卒者です。また、面接当日には推薦する後輩と共に来る必要があります。応募期間は2018年7月26日から9月30日までで、応募状況によって早期終了の可能性もあります。

選考フローは、エントリーから始まり、先輩・後輩帯同面接を経て内定、最終的には2019年4月の入社へと進みます。応募は株式会社シグナルの公式ウェブサイトを通じて行えます。

社会心理学者 正木郁太郎氏



正木 郁太郎氏は東京大学大学院を修了し、現在は教育研究センターで特任研究員として活動しています。組織における人材マネジメントやダイバーシティ・マネジメントについての研究を行っており、教育分野にも活発に取り組んでいます。彼の専門知識が、企業の採用活動にどのように活かされるのかも注目です。

会社概要



株式会社シグナルは、東京都港区赤坂にあり、PRやデジタルマーケティング、ネットリサーチなど多岐にわたる事業を展開しています。様々な大手企業との取引実績を持ち、今後も新たな試みやサービスを通じて成長を続けていくことでしょう。

会社情報

会社名
株式会社シグナル
住所
東京都港区北青山3丁目10−14北青山ビル2F、3F
電話番号
03-6803-8444

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