新型電動トルクレンチの17機種、業界の作業効率を向上

新型電動トルクレンチの登場

2011年9月6日、日本プララドは新型の電動トルクレンチを17機種発売しました。これは大型ボルトを締めるための工具で、特にプラントや重機のメンテナンス作業において重要な役割を果たします。

特徴や性能

この新型トルクレンチは、主に以下の特長を持っています。

1. 最大トルク： 100Nmから12,000Nmまで対応し、幅広い用途に利用可能です。
2. スピード切替機能： 業界初の高低速自動切替構造を導入しており、自動型とマニュアル型の2種類があります。そのため、ハイスピードでの締付けが実現し、作業時間を大幅に短縮できます。
3. トルク設定の精度： トルク設定は99段階あり、デジタルディスプレイも搭載。トルクが設定値に達すると自動で停止するため、締め付け不足が起こりません。
4. 軽量設計： 新しいスリムデザインのグリップハンドルにより、全機種で軽量化が図られています。例えば、PL65ST-Tは従来より1.0kg軽量です。
5. 安全性： 振動を抑えた静音設計（77db）で、夜間工事にも適しています。さらに、安全フリージョイント構造により、作業時の手のねじれを防ぎます。

製品の仕様

- 電源： 200V単相
- 反力受け、安全手元標準装備
- 特殊寸法の反力受け製作も対応

会社概要

株式会社日本プララドは1984年に設立され、主に大型ボルト締結システムの製造・販売・レンタルを行っています。本社は兵庫県神戸市に位置し、今回の新型電動トルクレンチの発売でさらなる成長を目指しています。

その革新技術により、メンテナンス作業の効率が大幅に向上し、業界全体に貢献することが期待されています。今後、各業界での活用が楽しみです。