生活充実度の変化
2024-12-27 20:47:17

2024年の生活充実度調査:好調にもかかわらず減少する満足度

生活の充実度調査2024:減少の理由とは?



ヒューマン・データ・ラボラトリ株式会社が実施した2024年の生活充実度調査によると、昨年と比較して「生活が充実していた」と回答した人が減少したことが明らかになりました。今調査は、全国の男女500名に対して、2021年から続く生活の充実感を探る一環として行われました。

調査結果では、充実度が“とても充実している”と“やや充実している”を合わせた回答が37.4%にとどまり、2021年の調査開始以降、初めて前年を下回ったことが示されています。具体的には、昨年に比べて14ポイントも減少しました。加えて、「どちらともいえない」と回答した人が32.6%、そして「充実していなかった」との回答が30.0%に達しました。このデータから、2024年は生活の充実度が低下した年だったと言えるでしょう。

男性と女性の充実度の違い



性別による充実度の違いを見てみると、男性の「生活が充実していた」との回答は32.8%に対し、女性は42.0%となっており、女性が依然として高い充実感を持っていることがわかります。しかし、どちらの性別も半数には達していない状況で、特に男性は「充実していなかった」との回答も同率で32.8%に上っています。

年代による充実感の傾向



さらに、年代別に生活の充実感を見てみると、60歳以上のシニア世代が44.0%と最も高く、50代も42.0%と高い支持を得ています。一方で、30代が37.0%、20代も34.0%と、若年層の充実度は目立って低い結果となりました。

最も充実していたことでは、「旅行やレジャー」が13.8%・「趣味や自己啓発」が12.4%と続き、特に若年層は推し活や趣味への関心が高まっていることが読み取れます。これは、自由な時間を増やしたり、趣味にお金をかけたりする傾向が強まっていることとも関係があるでしょう。

低かった充実度の要因



調査の中で、今年最も充実していなかったこととして挙げられたのは「金銭面」と「健康など身体状況」で、それぞれ13.2%・12.4%を占めました。特に、食料品の価格高騰や自然災害の影響が家計を圧迫し、多くの人々が経済に苦言を呈する声が多く聞かれました。

来年への意気込みと期待



2025年に最も充実させたいこととしては、「健康など身体状況」が18.2%とトレンドとなり、次いで「金銭面」や「趣味や自己啓発」が続きます。同様に、「旅行やレジャー」の充実感を高めていきたいとの声も根強いです。特に「健康に気を遣う」といった意識が強まっており、生活習慣を見直すつもりの人も増えているようです。

まとめ



全体を通じて、2024年の生活充実度調査は、かつてない充実感の低下を示す結果となりました。金銭面や健康面での課題に直面しつつも、自由な時間の確保や趣味に対する投資が充実感に寄与していることが浮かび上がります。来年に向けては、より健康的な生活と経済的な安定を求める声が数多く寄せられ、充実した生活を取り戻したいと願う人々が多いことが伺えます。


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会社情報

会社名
ヒューマン・データ・ラボラトリ株式会社
住所
埼玉県さいたま市南区沼影1-24-1-702
電話番号
048-628-3309

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