魅惑的な舞台芸術の融合:「Disco on the planet」
岡山芸術創造劇場が新たにオープンし、その幕開けを賑わせるイベントの一つとして、「Disco on the planet」が間もなく実演されます。この公演は、コンテンポラリーダンス、現代サーカス、音楽、映像が組み合わさった革新的な作品です。公演は、2025年11月8日と9日に行われる予定で、未来的な無人の劇場を舞台にしています。
公演のテーマと演出
「Disco on the planet」は、近未来の惑星を舞台にした作品で、無機質な環境と人間の関係性を探る内容となっています。この作品の演出を務めるのは、岡山在住の振付家、平井優子氏。彼女はダンスグループ「ダムタイプ」のメンバーとして知られ、国際的なダンスカンパニーとも数多くのコラボレーションを行ってきました。
平井優子氏の経歴
平井氏は1990年代後半から東京を拠点に活動を開始し、その後フランスのトゥルーズ国立振付センターで振付法を学びました。ダムタイプの一員として多くの公演に参加し、近年では他ジャンルのアーティストとのコラボレーションも精力的に行っています。これにより、独自の表現スタイルを確立し、数多くの賞も受賞しています。
参加するダンサーたち
公演には、広島出身の堀田千晶さんや、香川を拠点にしているサーカスパフォーマーの吉田亜希さん、そして中四国で活動する魅力的なダンサーたちが集結します。彼らと共に、新たな舞台芸術の形を創り出すことが期待されています。
演出と技術
舞台美術は「dot architects」が手掛け、照明は吉本有輝子氏が担当します。また、音楽は日野浩志郎氏が制作し、音響には東岳志氏が参加。映像は小西小多郎氏、衣装デザインは大野知英氏が行います。彼らの技術が絡み合うことで、視覚的にも音楽的にも魅惑的な作品に仕上がることでしょう。
チケット情報と注意事項
「Disco on the planet」のチケットは、指定席が一般3,000円、U18は2,000円で販売されています。チケットは岡山芸術創造劇場のボックスオフィスや岡山シンフォニーホールで取り扱われています。公演では、照明や音響に注意が必要なシーンもあるので、事前に確認しておくことをお薦めします。
新たな文化発信地、岡山芸術創造劇場
この公演は、2023年9月にオープンした岡山芸術創造劇場で行われます。この劇場は、様々なアート活動ができるスペースとして設計されており、地域の文化芸術の発信地となることを目指しています。大・中・小の劇場を持つこの施設は、「魅せる」「集う」「つくる」をコンセプトに、多様な文化活動を支援していくことで新たな創作活動を促進しています。
「Disco on the planet」はただの公演に留まらず、地域の文化に新たな息吹を吹き込むイベントでもあります。未来の劇場で展開される新しい芸術の形を、ぜひこの機会に体験してください。