エプソン、会計システムの新時代へ
エプソン販売株式会社は、会計システム事業のリブランディングを行い、新商品のラインアップを2025年7月に発表します。これにより、同社は顧客の経営改善や業務効率化を実現するサービスを強化していく方針です。新たに登場する「エプソンの会計シリーズ」は、既存の「R4シリーズ」とウェブベースのオプションサービスを統合し、より利便性の高いソリューションを提供します。
リブランディングの目的
此次のリブランディングは、エプソンが掲げる「経営課題を解決する」ビジョンをより具体化するものです。特に中小企業や税理士事務所との連携を深め、これらの組織が抱える複雑な経営課題に寄り添う形でサービスを展開していくことを目指しています。これまで9万社以上の企業に対し、質の高いサービスを提供してきたエプソンですが、2027年に迎える事業50周年を機に、新たな展開に挑みます。
新シリーズの特徴
新たに提供される「エプソンの会計シリーズ」では、以下のような特長があります。
1.
プレミアムな利用プラン: 利用料金はすべて初期投資が不要で、年間利用料型を基本としています。企業が成長する中で必要に応じて追加ライセンスを選べるため、税理士事務所にとってもフレキシブルな選択が可能です。
2.
業務の自動化・効率化: 新シリーズでは、会計業務の自動化を促進するオプションプランを用意し、業務の省力化を図ります。これにより、スタッフの業務負担が軽減され、他の重要な業務に集中できる環境が整います。
3.
クラウドサービスの強化: クラウドベースのサービスは、外部からのアクセスが容易で、在宅勤務にも最適です。これにより、多様な働き方を支援し、業務継続に必要なデータの保護や管理が実現されます。
4.
新しいサポート体制: 利用者向けのカスタマーサクセスマネジメントが強化され、オンラインでのサポートが充実します。これにより、問題が発生した際にも迅速に対応し、安心して利用できるサービスが提供されます。
経営者と共に目指す未来
エプソンは、ただシステムを提供するだけでなく、経営者の意思決定を支援するサービスにも注力していく予定です。このサービスは、業務改善の優先順位付けや費用対効果の提案などを行い、長期的な視点での経営支援を進めていくものです。
必見イベント「会計事務所博覧会2024」
2024年10月17日から開催される「会計事務所博覧会2024」では、エプソンの新たな取り組みを体験できるブースが出展されます。その中では、新シリーズの機能や理念についての詳しい説明や、最新の顧客体験を通じた情報提供が行われる予定です。このイベントは、業界内でのネットワーキングや新たなビジネスチャンスを探る場としても有意義です。
新しいエプソンの会計シリーズは、中小企業や税理士事務所が抱える経営課題の解決に寄与することを目指しています。これからの展開に注目が集まります。