新たな時代の幕開け
デジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中、企業が競争力を維持するためには、AI技術を活用することが不可欠です。株式会社ピーエスシー(PSC)は、AIを駆使した新たなビジネスモデルを構築するため、31期目の2025年に「AI事業部」を設立し、本格的にAIエージェントへの取り組みを開始します。
目指すべき未来
PSCは創業以来、Microsoftの技術を中心にAI技術を探求してきました。その経験を活かし、今後は「AI×○○」をテーマに様々な分野での技術革新を進めていくことを目指しています。このアプローチにより、クライアント企業へAI技術の普及を図り、「あなたのAI」として展開するという志向が見えます。
AIに関する三本柱の取り組み
AI事業部では、基盤となる3つの領域「Coo KaiのAI化」「社内業務のAI化」「新規AIプロダクト開発」に取り組みます。特に注目すべきは、Coo KaiのAI化です。これは、掲示板(BBS)やワークフロー、誤送信防止ツールにAIを組み込むことで、企業内のコミュニケーションや意思決定の効率化を図ります。
Coo Kai BBSのAI化
Coo Kai BBSは、ユーザーのニーズを反映した高機能掲示板ですが、Copilotとの連携により、過去のデータや社内情報を一元的に活用できます。これにより、情報取得の効率が大幅に向上し、ユーザーの体験が向上します。
Coo Kai ワークフローの進化
また、Coo Kai ワークフローもCopilotと連携し、申請業務をAIがサポートします。「PCの購入稟議を上げておいて」といった簡単な指示だけで、AIが自動で稟議書を生成します。このように、業務の簡素化とスピードアップを実現します。
誤送信防止ツール
さらに、Coo Kaiの誤送信防止ツールにAIチェック機能を導入し、誤送信のリスクを軽減します。AIが宛先や添付ファイルのチェックを行うことで、人間の注意力に依存せず、企業内の情報資産を守ります。
社内業務のAI化
PSCの社内業務もAI化が進められます。ITシステムのトラブル対応や問い合わせの円滑化を図り、ヘルプデスク業務の効率化につなげます。過去30年間のナレッジを基に、AIがアップデートし続けることで、より質の高いサポートが可能になります。
新規AIプロダクトの開発
PSCでは、新たなAIプロダクトの開発にも力を入れています。例えば、Copilotコネクタにより、Microsoft Copilotを様々な外部サービスと統合することで、より正確で有用な情報を提供します。また、RAGパッケージの開発によって、外部データを活用し、より良い回答を生成することが期待されています。
結論
今後、株式会社ピーエスシーは技術力と人間力を駆使し、クライアントのビジネス成功をサポートしていきます。AI事業を通じて、お客様の満足と笑顔を追求し、業界におけるリーダーシップを発揮していくことでしょう。更なる成長が待たれるPSCの挑戦から目が離せません。今後の展開に注目です。
参考リンク