東北からブラジルへ!ねぷたの魅力を紹介
2015年2月、サンパウロで開催されるサンバカーニバルに、青森県五所川原市の14メートルの「たちねぷた」が披露されます。このプロジェクト名は「起ちあがれ東北!ありがとうBRASIL!サンパウロたちねぷたプロジェクト2015」で、ブラジルと日本の文化交流を目的として実施されます。
このプロジェクトは、日伯修好通商航海条約が120周年を迎え、160万人の日系人が暮らすブラジルで、日本の本物の祭りを体験してもらうことを目的としています。また、2016年のリオデジャネイロオリンピック、2020年東京オリンピックを視野に入れ、観光客の誘致や経済の活性化を図る狙いもあります。
たちねぷたは、震災後に復興のシンボルとして作られた「復興祈願鹿嶋大明神と地震鯰」になります。これは高速道路の道路工事を担当したブラジルからの多大な支援に感謝する意味を持っています。
さらに、このプロジェクトには、名門サンバチーム「アギア・ジ・オウロ」の協力もあり、カーニバルの一部として、たちねぷたが特別なパレードに参加します。コシノジュンコ氏がデザインした法被を着たダンサーたちや、在住の日本人・日系人も参加。これは東北の伝統がブラジルの舞台で如何に素晴らしく表現されるかを期待させます。
プロジェクトの概要
- - 主催: 起ちあがれ東北!ありがとうBRASIL!サンパウロたちねぷたプロジェクト2015実行委員会(JUNKO KOSHINO株式会社、特定非営利活動法人国際交流促進協議会など)
- - 後援予定: 外務省、国土交通省、青森県、五所川原市など
- - 協賛: 鈴与株式会社、味の素株式会社、ブラデスコ銀行など
- - 実施期間: 2015年2月13日(金)〜2月18日(水)
- - 実施場所: ブラジル・サンパウロSambódromo do Anhembi
- - 公式サイト: tatinepta-project.jp
このプロジェクトは、日伯文化交流の新たな試みであり、日本の伝統文化を世界に知らしめる好機となるでしょう。たちねぷたを観ることで、訪れる人々は日本の文化が持つ美しさや重みを体感できることでしょう。さらに、復興を祈願する思いも込められており、東北の人々の心が世界に広がる瞬間を創出します。みなさんもこの素晴らしいイベントにご注目ください!