ロンドンE-Prixの魅力
2025-07-24 12:50:21

ABB FIAフォーミュラE世界選手権がロンドンでシーズンフィナーレ開催

ABB FIAフォーミュラEシーズン11の決戦、ロンドンE-Prix



2025年7月26日、27日、ロンドンのエクセル・ロンドン・サーキットで、ABB FIAフォーミュラE世界選手権のシーズン11の最終決戦が行われる。このレースは、屋内外が一体になったユニークな特性を持つコースで、観客にとってもドライバーにとっても特別な体験となる。

ドライバーズタイトルは決着済み



日産フォーミュラEチームのオリバー・ローランドが既にドライバーズタイトルを手に入れているが、チームタイトルとマニュファクチャラーズタイトルは未だ決着がついていない。現在のリーダーはタグ・ホイヤー ポルシェ(228ポイント)で、日産(205ポイント)がその後を追っている。これからのレース展開が、全てのフォーミュラEファンにとってスリリングなものになるだろう。

新たな戦略、ピットブーストの導入



最終決戦には新戦略要素として「ピットブースト」が導入され、マシンの充電残量が40〜60%の時にピットレーンに入り、30秒間で600kW(3.85kWh)の高速度充電を義務づけられる。この劇的な戦略変更が、熱い攻防の鍵を握る可能性が高い。

エクセル・ロンドン・サーキットの魅力



ロンドンのエクセル・ロンドン・サーキットは、全長2.08kmで20のコーナーがあり、屋内と屋外のセクションが交互に登場する独特なレイアウトを誇る。屋外セクションの金属製ストリップや滑りやすい路面、サーキットの高低差によって、ドライバーには予測不能なレースがもたらされる。また、雨などの気象変化もレース展開に変化を与える要因となる。これらの要素により、観客はスリリングでエキサイティングなレース体験が楽しめる。

NEOMマクラーレンのラストレース



チームにとっては特別な意義を持つロンドンE-Prix。NEOMマクラーレン フォーミュラEチームは、今シーズンを持ってフォーミュラEから撤退を発表しており、ロンドンの2戦が彼らにとって最後のレースとなる。ホームでの最後の挑戦に、地元ファンの前で勝利を飾ろうとチームは全力を尽くす。

エンターテインメントも盛りだくさん



レースだけでなく、ファンビレッジでは余暇を楽しむための多彩なアクティビティも用意されている。ゲームアリーナでのレーシングシミュレーター体験や、ストリートアーティストのパフォーマンス、フードエリアでは豊富な料理と飲み物を提供。子供向けアクティビティも充実し、家族全員で楽しめる場を提供する。

さらに、週末には音楽ライブも予定されており、26日(土)には人気アーティスト、ピクシー・ロットが登場。27日(日)には、リズル・キックスがパフォーマンスを披露し、観客を盛り上げる。

見逃せない日程と放送



2025ロンドンE-Prixの決勝レースは、日本時間で7月27日午前1時05分にスタート。レースの放送はJ SPORTSとBSフジで予定されており、詳細は公式ウェブサイトで確認可能だ。

フォーミュラEは、電気自動車によるFIA世界選手権であり、持続可能な未来を目指す革新的な競技である。各チームは、挑戦と進化を続けながら、電動モビリティの未来に向けた夢を実現しようと日々奮闘している。

公式ウェブサイトやSNSを通じて、最新情報や詳しいスケジュールをぜひチェックしてください。


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