言葉の力を探求
2025-04-01 11:52:17

俵万智が贈る「言葉の力」と「コミュ力」を深掘りするイベント

俵万智が語る、言葉の力とコミュニケーションの真価



歌人・俵万智の新作『生きる言葉』が2024年4月17日に新潮新書から発売されます。本作は、現代社会における言葉の重要性をテーマにしており、彼女自身の実体験に裏打ちされた考察が展開されます。さらに、刊行を記念して青山ブックセンター本店にて著名書評家であるスケザネこと渡辺祐真さんとのトークイベントが行われることが決定しました。

現代社会とコミュニケーション



スマートフォンやSNSが日常生活に深く浸透した現代、私たちのコミュニケーションは大きく変わりました。この便利さの裏には、不安定さや難しさも潜んでいます。俵さんは、「言葉の力が生きる力」であると指摘しつつ、どのように日本語を鍛え、効果的に思いを伝えるかを考えます。この本では、恋愛や子育て、演劇、SNSなど、さまざまな状況での言葉の使い方を歌人ならではの独自の視点から探求しています。

言葉の力を理解するトークイベント



イベントの開催日は2025年4月19日。多くの観客が集まることが予想され、今までの対談を通じて、お互いの強い言葉の力を理解し合うことになるでしょう。二人はこれまでに、NHKの番組や青山ブックセンター本店で対談を行ってきた経験があり、このイベントでは「気分が上がる表現」や「言葉が拒まれるとき」、さらには「恋する心の言語化」など、現在の言葉について幅広く討論する予定です。

『生きる言葉』の中身



本書は、言葉に焦点を当てた10章から構成され、それぞれの章で具体的なテーマが掘り下げられています。「コミュニケーション力」という教科の重要性や、言葉の拒絶に関する考察、子供の質問への応答など、様々な観点から言葉の本質に迫る内容が展開されます。また、和歌の持つ凝縮力やその表現力についても触れられており、古典から現代までの言葉の変遷が読み取れる一冊となっています。

俵万智のこれまでの歩み



俵万智さんは1962年に大阪府で生まれ、早稲田大学を卒業後、1987年に発表した『サラダ記念日』が社会現象となり、以降も多くの著作を残してきました。彼女の作品は、言葉の深みや楽しさ、時には辛さをも描き出しており、多くの読者に愛され続けています。彼女の最新刊『生きる言葉』は、現代人にとって必要不可欠な「言葉を理解する力」と「コミュニケーション力」の重要性を改めて考えさせられる内容です。

まとめ



「言葉が生きる力である」との哲学を根底に、俵万智さんは現代の人々に向けたメッセージを発信します。彼女の豊富な経験と視点から語られる言葉の真価は、多くの人にとって有意義な考察となることでしょう。トークイベントを通じて、さらに深い議論が期待され、大変楽しみです。


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会社情報

会社名
株式会社新潮社
住所
東京都新宿区矢来町71
電話番号
03-3266-5220

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