エクイニクス、マレーシアのデジタル経済に新たな翼を授ける
2026年5月12日、世界的なデジタルインフラ企業エクイニクス(Nasdaq:EQIX)は、マレーシア・クアラルンプールに新たなデータセンター「KL2」を建設すると発表しました。これはクラウドやAIの成長を支援するための重要な一歩であり、同国のデジタル経済の発展をサポートすることを目的としています。
新しいKL2データセンターは、すでに存在するKL1から1キロメートルと近い位置に建てられ、地域のデジタルインフラのニーズに応える重要な役割を果たします。これにより、マレーシア内のネットワークプロバイダやクラウドプラットフォーム、企業のエコシステムがさらに強固になります。エクイニクスのこの新たな拠点は、同社が推進する4つ目のデータセンターとなり、全国規模でのサービス基盤を拡大する狙いがあります。
このデータセンターは、総投資額1億9,000万米ドルを超え、稼働時には2,200キャビネット以上を提供する計画です。KL2は、ミッションクリティカルなワークロードにも対応するため、高度な相互接続性と高い拡張性を持ちながら、業界の変化に適応した信頼性のあるプラットフォームを目指します。これにより、デジタルネイティブ企業や多国籍企業が効率的に事業を拡大する土台を提供することが可能となります。
さらに、この新施設はASEAN全体にわたるDistributed AIやハイブリッドマルチクラウドの展開に寄与し、地域におけるデジタル体験を向上させる役割を果たします。エクイニクスのマネージングディレクター、チアム・タット・イン氏は、この取り組みがマレーシアにおけるデジタル経済の向上に寄与する重要なステップであると強調しています。
新しいデータセンターの設立は、マレーシアの国家戦略におけるAIやデジタルイノベーションの推進とも密接に関連しています。新設された国立人工知能オフィス(NAIO)やMyDIGITAL1などの政府の取り組みと連携して、このプロジェクトはマレーシアがASEAN地域でのデジタル革新の中心に立ち位置づけることに貢献します。
エクイニクスは、既存のKL1データセンターの成功を踏まえ、新たな拡張へと具体的な一歩を刻みます。KL1は、開設以来、ネットワークプロバイダや企業、クラウドサービスの多様なエコシステムを育成してきました。この背景から、KL2はさらなる成長を期待される施設であり、マレーシアのデジタルインフラの枢要な役割を果たします。
本施設は、リテールやフットプリント展開、ハイパフォーマンスコンピューティングが必要な企業に向けた設計がされており、次世代AI関連の要求にも対応可能です。また、エクイニクスはこの拡張を通じて、地域の通信事業者やサービスプロバイダとのパートナーシップを拡大し、相互接続のオプションを強化します。
また、持続可能なデジタルインフラの確保に向け、KL2は運用開始初日から再生可能エネルギー利用率100%を目指しています。これは、エクイニクスのグローバルな戦略とも aligned しており、2030年までに全拠点での再生可能エネルギーの利用率100%達成という目標に沿った取り組みの一環です。このような努力を通じて、エクイニクスは持続可能で経済的にも価値のあるデジタルインフラの運用を目指しています。
今後もエクイニクスは、マレーシア国内外でのデジタルインフラの強化に向けた取り組みを続け、地域経済の発展をサポートしていく見込みです。KL2データセンターの開設により、より多くの企業がデジタル経済のメリットを享受できることを期待しています。