建売住宅満足度調査
2023-09-21 14:00:02
建売住宅購入者の満足度と後悔の実態に迫る調査結果
調査概要
株式会社赤鹿地所が運営する『いえとち相談窓口』が行った調査に基づき、建売住宅購入者の満足度や後悔の実態を紹介します。2023年7月12日から13日にかけて、1,004名の建売住宅購入者を対象に実施されたこのインターネット調査の結果に焦点を当てます。
建売住宅購入の判断
調査の結果、建売住宅を選んだ理由として、約7割が予算の関係を挙げました。実際、購入を検討した際に『建売住宅と注文住宅で迷ったか』という質問に対し、62.0%が『迷わなかった』と回答。一方、37.2%は選択に迷ったとし、その理由の多くは『自分の好みや要望に合ったデザインを求めたから』というものでした。
建売住宅は、現物を確認しながら購入できるため、判断しやすいというメリットもあります。さらには、施主の好みに応じて設計される注文住宅と比較し、住宅ローンの手続きも分かりやすい点が人気の理由の一つです。これらの要因が合わさり、多くの人が予算に合った建売住宅を選択しています。
住んでみての不満
次に、建売住宅に住んでみての不満も調査しました。39.7%が『あまり不満に感じたことはない』と回答する一方、37.2%は『不満に感じたことがある』と答えました。
その不満として最も多かったのが『デザインや間取りが気に入らない』(51.0%)というものでした。また、建物の質や住宅設備についても不満を抱く人が多く、外部の音が気になる、収納が少ないといった実際の声も寄せられています。このように、実際の住環境と理想とのギャップによる不満は少なくないようです。
購入後の後悔
建売住宅の購入後、約2割が『後悔している』と回答しています。その理由としては、『もっと広い家にすればよかった』、『お洒落で納得のいく家にしたかった』といったご意見が寄せられました。これらは、一生に一度の大きな買い物であるため、結果的に自分の理想と異なる選択をしたことに対する後悔が伺えます。
次の購入での希望
調査の結果、次回の住宅購入時には56.1%が『注文住宅』を選びたいと考えていることが明らかになりました。これは、予算に合わせた建売住宅の選択が実現できた一方で、理想を追求するあまり妥協してしまったと感じたためかもしれません。注文住宅であれば、自分のイメージを反映させやすく、無駄を省けると期待されているようです。
まとめ
今回の調査から、一生に一度の住まいという重要な選択をする際には、予算や生活スタイルをしっかりと考慮することが大切であることが分かりました。建売住宅と注文住宅のそれぞれの利点・欠点を理解し、自分に合った選択をするためには、信頼できる相談窓口を利用することが有効でしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社赤鹿地所
- 住所
- 兵庫県姫路市辻井1-1-23
- 電話番号
-
079-295-7774