コンサルティングファームが開催した漫画賞「クニエ漫画グランプリ2022」の全貌

クニエ漫画グランプリ2022の全貌

漫画という文化は、日本のみならず世界中で愛されており、無数の作品が生まれ続けています。しかし、多くの才能ある漫画家が注目を浴びることなく埋もれてしまう現状があります。これを変えるべく、クニエは「クニエ漫画グランプリ」を2020年からスタートしました。この賞は、才能ある漫画家に舞台を与え、独立して活躍できる社会の実現に寄与することを目指しています。

クニエ漫画グランプリ2022の概要

「クニエ漫画グランプリ2022」では、クニエの企業理念を反映した「貢献」「熱意」「誠意」「志」「共感」「仲間」の6つのテーマが設けられています。今年のテーマは特に「5秒で面白い」というコンセプトが目立ち、一枚の画像だけでなく、4枚の作品画像による一次審査を受け付けています。

最初の審査で選出された候補作は6作品です。それらの作品は「続きが読みたい」と思わせる要素に基づいて選ばれ、選ばれた作家たちはプロの編集者の指導のもと、ネーム制作を行います。

最終審査は、審査員の評価とSNSでの読者投票に基づいて行われます。これにより「グランプリ」「クニエ特別賞」「SNS読者賞」の3つの賞が決定されます。各賞を受賞した作家は、さらなるプロ編集者の助力を受けて本編制作に進む機会を得ます。また、受賞作品は公式サイトおよびTwitterで公開されます。

受賞と賞金

グランプリには賞金50万円が贈呈され、さらにクニエ特別賞には30万円、SNS読者賞には20万円がそれぞれ与えられます。総額としては100万円の賞金が用意されており、才能ある新しい漫画家を支える良機会となっています。

審査員について

グランプリの審査員は業界の第一線で活躍するプロの方々が参加しています。例えば、小学館ビッグコミックスピリッツ編集部所属の金城小百合氏は、様々な漫画作品の責任編集を経験した実力者です。また、サイバーコネクトツーの代表である松山洋氏も登壇し、作品への意見を述べることで公正な審査を行います。

彼らがどのように作品を選定するのか、そのプロセスは注目の的です。特に、若手漫画家に対する影響や指導も期待されており、将来的に新たなヒット作が誕生する可能性についても議論が広がっています。

参加方法とスケジュール

「クニエ漫画グランプリ2022」は、2022年8月12日から2023年3月31日までの期間に開催されます。参加者はTwitterまたは「コミチ」というマンガ投稿サイトを通じて作品を応募することが求められます。応募期間は2022年8月12日から10月11日まで。

一次審査は2022年10月末から11月中旬にかけて行われ、その結果については2022年12月中旬に announced される予定です。本編制作は12月中旬から2023年2月下旬まで続き、最終的に2023年2月下旬に本編が公開されます。