多世代交流スペース『COCO RiNONE』が目指す未来
北九州市八幡東区で、多世代が集まり、心が開かれる場所『COCO RiNONE』が誕生します。このプロジェクトは、障がい福祉サービスを提供するNPO法人「わくわーく」が中心となり、地域協働事業「Be Happyプロジェクト」として進められています。プロジェクトは地域資源を活用した空間作りを目指し、木材には地元産の「KiTAQ WOOD」が使われます。
プロジェクトの背景
「わくわーく」は設立から15年を迎えた団体で、これまでに約5,000人が集う「多世代交流スペースくるくる」を運営してきました。この場所は障がいの有無や国籍にかかわらず、誰もが気軽に集える場所として多くの人に利用されています。さらに、心が開かれるスペースとしての「COCO RiNONE」プロジェクトがスタートしました。
このプロジェクトでは、地域の学生たちが設計や施工に参加し、若い世代の創造力を活かした空間作りが進められています。彼らの提案やアイディアが、地域を活性化させる大きな力となるでしょう。
KiTAQ WOODの魅力
このプロジェクトで使用される「KiTAQ WOOD」は、北九州市産の木材です。自然と調和し、安全で温もりのある空間の提供を目指しています。この取り組みによって、地域資源を活用し、持続可能なコミュニティ創りにも貢献します。それにより、地域への愛着や誇りが育まれることを期待しています。
地域企業との連携
このプロジェクトは、地域企業や団体の協力によって成り立っています。様々な企業がサポートを行っており、地域の絆を深めるとともに、持続可能なモデルを実現することを目指しています。支援を提供している企業には、岡﨑建工株式会社、ウイング株式会社、北九州市森林組合などが含まれます。
プロジェクトの進捗
1年目の成果として、KiTAQ WOODを用いたプロトタイプが完成しました。この「ウィッシュツリー」は、地域の皆さんから高く評価されています。木の枝の角度には多様性が象徴され、願いの葉が吊るされることで、より意味深い空間へと変わっています。
現時点で、クラウドファンディングも進行中で、104名の支援者が参加しています。残り7日間、目標達成に向けた応援が必要です。
支援の方法とリターン
クラウドファンディングの支援は、簡単に行うことができます。支援者には「KAMIKURU」メモ帳や、「シルクル」エコバッグ、「Bamboo boon」竹楽器など、環境に配慮した商品がリターンとして提供されます。これらはただの製品ではなく、障がい者の就労支援にもつながる大切な活動の一環です。
結びに
私たちは、このプロジェクトを通じて、多世代が共に笑顔で過ごせる空間を創り出したいと考えています。皆様のご支援は、心と可能性を開く大きな力となります。ぜひ、私たちの活動に参加して、一緒に未来を切り拓いていきましょう。