高橋直暉写真展「いのち」開催のお知らせ
2025年7月3日(木)から7月9日(水)の期間にわたり、東京都新宿区のアイデムフォトギャラリー「シリウス」にて、高橋直暉の写真展「いのち 〜不語成友 語らず友となる〜」が開催されます。この展覧会は、彼の僧侶としての経験と撮影した作品を通じて、命や存在の意義を探求したものです。
高橋直暉の背景
高橋直暉は、1998年に福島県福島市で生まれ、幼少期から昆虫を観察し、その美しさに魅了されてきました。彼は、写真を通じて生き物のありのままの姿を記録しようとする情熱を抱いています。高等学校から始めた写真は、彼の人生の一部となり、2017年に日本大学芸術学部写真学科に入学。2020年には修行の道へ進むため一時休学しました。
高野山専修学院を卒業した後は、僧侶としての役割を大切にしつつ、写真家としても精力的に活動しています。彼の作品は、昆虫を通して人間社会の探求を目指しており、静かな観察の中に宿る「いのち」の神秘を捉えています。
展覧会のテーマ
今回の展覧会では、「不語成友」というテーマを掲げ、彼が高野山で過ごした厳しい日々の中で経験した静かな対話を表現しています。高橋は、言葉を持たない鳥や虫たちとの出会いを通じて、心が通い合う瞬間を感じました。この静かで強いメッセージが、彼の作品には込められています。展示作品は、全てカラーの50枚。命の存在そのものが放つメッセージは、観る人に深い感動を与えるでしょう。
ギャラリートークの開催
また、展覧会の一環として、高橋直暉と写真家の岡本洋子によるギャラリートークが開催されます。日時は2025年7月5日(土)の14:00から1時間を予定しており、参加者は彼の作品について直接話を聞く貴重な機会を得ることができます。
関連情報
アイデムフォトギャラリー「シリウス」の公式サイトでは、さらに詳細な情報や最新の展示内容を知ることができます。また、分かりやすくまとめられた「シリウスブログ」や公式Facebookもチェックしてみてください。そこで写真展の様子や関連イベントの情報を随時更新しています。
お問い合わせ
展覧会への問い合わせは、アイデムフォトギャラリーシリウス事務局まで。電話番号は03-3350-1211です。特別な空間で、静かなる「いのち」というテーマに触れられるこの機会を、ぜひお見逃しなく。
高橋直暉の写真展「いのち」は、アートと精神性が融合した贅沢な体験を約束します。写真を通じて生きる意味を考えさせられる、そんな展覧会となることでしょう。