経験を通じた学びと交流の場
公益財団法人日本グローバル・インフラストラクチャー研究財団、略称日本GIFは、2026年8月から10月にかけて、国内の大学生を対象とした第6回夏期インターンシッププログラムを開催しました。このプログラムは、グローバル・インフラストラクチャーに関する調査研究が主なテーマで、選ばれた8大学から参加した9名の学生が共同研究に取り組みました。
研究の背景と目的
本年度の共通研究テーマは、米国政府が1980年に発表した「The Global 2000 Report to the President of the U.S.: Entering the 21st Century」における未来予測の検証です。学生たちは、「リソース(資源・エネルギー)」と「ネイチャー(自然環境)」の2つのチームに分かれ、それぞれ異なる視点で問題に挑みました。
原子力発電や石油需給の状況、気候変動の影響、そして都市の人口や水資源の需給問題など、幅広いテーマを扱い、各チームは予測がどう実現されてきたかを精査しました。また、社会経済情勢や技術の進展も考慮に入れ、具体的な調査を行いました。
プログラムの進行
プログラムは、8月1日と2日に行われた対面ミーティングからスタートしました。ここでは、参加者同士がスムーズにチームを組むための活動が行われ、論文作成の基礎についての講義も実施されました。チューターの指導のもと、学生たちは文献や統計データの妥当性を確認しながら、4回のオンラインミーティングで研究を進めました。
10月3日には成果発表会を実施。大学教員や研究者から成る専門家7名が講評者として参加し、学生による発表がなされました。質疑応答の後には、各チームに修了証が授与され、懇親会では関係者間での交流が深まりました。
参加者の声
プログラム修了後に行ったアンケートでは、参加者から多くのポジティブなフィードバックが寄せられました。
- - 「多様な視点から考える重要性を実感した」
- - 「専門家の前での発表経験が非常に貴重だった」
- - 「グローバル・インフラに対する関心が一層高まった」
これらの意見は、プログラムが学生たちにとって学びと成長の場であったことを示しています。
今後の展望
日本GIFは今後も大学生たちに対し、調査研究と大学間交流の機会を提供していくことで、彼らのグローバル・インフラに対する理解や関心をより一層喚起していきたいと考えています。インターンシッププログラムは、単なる学びの場というだけでなく、将来のリーダーたちが批判的思考を養うための基盤ともなるでしょう。