マテリアリティ・マップ見直し
2025-03-31 18:34:20

アセットマネジメントOne、マテリアリティ・マップの重要項目を見直し

アセットマネジメントOne、マテリアリティ・マップの更新を発表



アセットマネジメントOne株式会社は、東京都千代田区に本社を構える資産運用会社であり、2030年度の年次見直しを受けて、重要なマテリアリティ・マップの更新を行ったと発表しました。本更新は、企業の持続可能性を追求するための基盤と位置付けられており、近年の環境の変化や社会的ニーズに即した内容への見直しがなされています。

マテリアリティ・マップとは何か?



マテリアリティ・マップは、アセットマネジメントOneが特定した、未来をはぐくむ上で障害となる重要な環境や社会的課題の分析結果を示しています。このマップは、サステナブル・マテリアリティとフィナンシャル・マテリアリティの二つの軸から成り、企業のエンゲージメントや投資判断において重要な指針となっています。2021年10月に初めて策定されて以来、様々な事業活動において活用されています。

見直しの背景と目的



今回の見直しは、マテリアリティ・マップが制定されてから約3年が経過したことを受け実施されました。これにより、既に重要性が薄れた項目や他の項目との重複が見られたものについては統合や名称変更が行われ、より分かりやすい表現にすることが目的とされています。この過程は、企業の透明性や信頼性を向上させるうえでも重要です。

具体的な変更内容



以下に、変更された具体的な内容を示します:

  • - 「デジタルパワーの個人・企業・国家への過度な集中」は「技術の集中」に変更
  • - 「テクノロジーへのアクセスに対する不平等」は「AI・デジタルイノベーション」に統合
  • - 「地域社会における弱者への虐待・人権侵害」が「ビジネスと人権」に統合
  • - 「精神衛生上の病気・障害の世界的拡大」は「健康とウェルビーイング」に統合
  • - 「紛争・災害・差別などによる難民移動」は「非自発的な移住」に変更
  • - 「感染症」の影響額に基づきフィナンシャル・マテリアリティの重要度を更新
  • - 「技術の進歩がもたらす負の影響」は「AI・デジタルイノベーション」に統合し、フロンティア技術に関する新項目を設立
  • - 「社会の分断」として若年層の幻滅などを統合
  • - 「人口動態」への社会保障制度の崩壊は統合
  • - 「サイバーセキュリティ」に重要なテクノロジーへの過度の依存を統合

これらの変更を通じて、アセットマネジメントOneは持続可能な社会を目指し、資産形成に貢献する商品やサービスの提供を続けていきます。企業としての責任を自覚し、より持続可能な未来を築く姿勢を強化しています。

今後の展望



アセットマネジメントOneは、今後も持続可能性に配慮した商品とサービスを提供し、お客様の未来へ寄与し続けることを誓っています。詳細については、公式ウェブサイトやサステナビリティの取り組み報告書を通じて、さらに理解を深めることができます。

公式ウェブサイト: アセットマネジメントOne
サステナビリティ報告書: サステナビリティレポート

アセットマネジメントOneの紹介



アセットマネジメントOneは、2016年に設立された資産運用専業会社であり、投資顧問事業と投資信託事業の双方向で運用資産残高は約74兆円を誇ります。「投資の力で未来をはぐくむ」というコーポレートメッセージで知られ、個人投資家から機関投資家まで多様なニーズに応じたソリューションを提供しています。


画像1

会社情報

会社名
アセットマネジメントOne株式会社
住所
東京都千代田区丸の内1-8-2鉄鋼ビルディング
電話番号
03-6774-5000

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。