’47が贈る次世代ブランド『JAPAN 9』
2023年6月、パリ・メンズファッションウィークの期間中、カジュアルライフスタイルブランド’47(フォーティーセブン)が新たな試みを発表しました。名付けて『JAPAN 9』。ファッションキュレーターPOGGY氏が選び抜いた、日本の次世代を担う9つのブランドが集結し、フランスの地にその魅力を初めて披露しました。
ジャパン・ナインの誕生背景
’47は1947年にアメリカのボストンでスタートしたブランドで、主にスポーツファン向けの商品を展開してきました。特に野球をルーツに持つことから、『JAPAN 9』は9人制野球に由来し、このプロジェクトではPOGGY氏を“監督”に見立て、9組のクリエイティブなブランドがそれぞれ1型ずつデザインしたアイテムを披露しています。
出展ブランドのラインナップ
参加ブランドは、以下のように多岐にわたります:
- - ANCELLM: 経年変化の美しさに着目したデザイン。
- - beta post: 考えを促すことをコンセプトにした実験的なアプローチ。
- - KANEMASA PHIL.: 和歌山の技術を活かした未来の服。
- - KHOKI: 日常にユーモアを交えた独自のスタイル。
- - mister it.: フランスと日本を横断する国際的な視点。
- - mukcyen: 異なる文化的要素を融合した新たな美の探求。
- - PROLETA RE ART: リメイク技術を駆使したオーダーメイド。
- - ssstein: シンプルな美しさを追求したドレープデザイン。
- - YOKE: 人と物とのつながりを強調する服作り。
これらのブランドは、POGGY氏のキュレーションを通じて新たな視点を提供し、世界的な舞台で日本のファッションシーンをより広く認識させることを目指しています。特に、9つの異なる個性が一堂に会することで、従来の枠を超えた斬新なクリエイティビティが連携し、相乗効果を生み出しています。
展示について
本プロジェクトは、東京都と一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)によるファッションアワード「TOKYO FASHION AWARD」に関連し、パリのマレ地区にて行われました。展示は6月24日から29日までの間、参加ブランドの素晴らしいアイテムが一定の展示エリアでお披露目され、多くの来場者から注目を集めました。
今後の期待
“JAPAN 9”は2026年秋頃から日本国内での発売も予定しており、POGGY氏は「日本のブランドが海外で認められる機会を創出したい」といった意気込みを語ります。今後の展開に大いに期待が寄せられています。
本プロジェクトを通じて、’47は日本発のクリエイティビティの魅力を世界に発信し、新たな未来のファッションビジョンを提示します。これにより、日本ブランドが国際的にもっと認識され、愛される日が近づくことでしょう。
POGGY氏の影響力
今回のプロジェクトにおいて、POGGY氏の存在は非常に大きな役割を果たしています。彼は自身のファッションスタイルブックを出版し、その後、数多くの国内外のブランドとのコラボレーションを手がける注目の存在です。彼のキュレーションによって、『JAPAN 9』は単なる展示に留まらず、文化的な交流の架け橋となっています。
日本のファッションがどのように世界に受け入れられるのか、その一端を担うこのプロジェクトは、今後ますます注目が集まることでしょう。