株式会社ADDIXは、東京都港区を拠点に、さまざまなアウトドア関連メディアやデジタル変革支援に取り組んできました。この度、デジタル庁が推進する「観光資源DX 自然公園エコシステム」の実証実験支援事業者に選定されました。本実証実験は、2025年10月から北アルプスおよび八ヶ岳エリアにおいて開始され、登山者の安全や持続可能な自然公園の利用確立を目指しています。
背景
近年、山岳地域では登山者の増加や激甚災害の影響により、自然環境の保全や安全な登山環境の維持が難しくなっています。特に、マナー意識の低い登山者や特定の国立公園への人気集中により、受け入れ可能なキャパシティーを超える事態が発生しています。これにより、山岳地域や山小屋の経営環境も困難になりつつあるのです。
具体的な問題点としては、登山者増に伴う環境への影響や費用増大、登山者情報の把握が難しく、救助活動の初動が遅れるケースが見受けられます。これらの課題に対処するべく、ADDIXが選ばれたのです。
ADDIXの選定理由
ADDIXは、豊富なアウトドア領域の知識を持ち、登山や自然環境に特化したメディア『PEAKS』『ランドネ』『フィールドライフ』などを展開してきました。これは、観光資源の持続可能な利用や保全支援に寄与することが期待されています。また、DX支援の豊富な実績を活かし、構想からシステム開発、社会実装までを一貫して担当する能力が評価された結果です。
実証実験の詳細
実証実験では、マイナンバーカードとデジタル資格証明を活用し、登山者情報基盤の有用性や、非対面での募金モデルの有効性を検証します。対象地域は北アルプスと八ヶ岳エリア計23か所が設定され、約800名から3,000名の参加が見込まれています。この実験は2025年10月から2026年2月にかけて実施されます。
今後の展望
本実証を通じて得られた知見は他の自然公園や観光資源への展開が期待され、持続可能な入域管理や観光資源の適正利用に向けた成果を得ることが目的です。特に、デジタル化を進めることで観光施策や地域のマーケティングへの貢献が期待されています。
ADDIXの理念
ADDIXの執行役員である十河ひかり氏は、同社のビジョンを「フィールドの活性化」とし、趣味の楽しみと自然環境の保全の両立を目指しています。今回の実証実験は、山岳地域の持続可能な利用と安全性向上に向けた一歩であり、地域社会全体にも貢献する意義があると述べています。
株式会社ADDIXについて
ADDIXは、デジタルマーケティング事業からスタートし、デジタルトランスフォーメーション(DX)の支援を進めてきました。現在は趣味やライフスタイルに特化したメディアIPを軸に、持続的な社会の実現に向けて取り組んでいます。今後も国立公園オフィシャルパートナーとして、デジタルトランスフォーメーションを推進し、持続可能な未来づくりに挑戦していきます。