製造業界の新たな参照基盤『Mitsuri』が工場を地図で発見できる機能を発表

新機能「工場マップ」で製造業の発注がよりシンプルに

製造業の新しい流れを作り出す『Mitsuri（ミツリ）』が、全国に登録された工場を地図上で探せる革新的な機能「工場マップ」を2025年11月にリリースしました。この機能により、製造業者や発注者は、自らのニーズに最適なパートナーを素早く見つけることが可能になりました。

工場マップの特徴

「工場マップ」機能は、Mitsuriに登録されている全国のサプライヤー（工場）を視覚的に示します。発注者はエリア、加工種別、素材といった条件を絞り込むことができ、実際の距離感を感じながら最適な工場の検索が行えるようになっています。これまで製造業界では、取引先の情報が分かりづらく、発注プロセスに多くの時間がかかっていましたが、新機能によってそのプロセスは大幅に短縮されることが期待されています。

「製造業の取引は顔が見えることが重要です。工場マップを利用することで、オンライン上でもパートナーをより信頼しやすくなります」と、Mitsuriのプロダクトマネージャー、島尻亮汰氏は述べています。

Mitsuriとは

『Mitsuri』は、製造業の「作りたい人」と「作れる人」をつなげるWebプラットフォームで、金属加工をはじめとするさまざまな製造依頼の見積もりを受け付けています。全国の工場が参加可能で、すでに登録社数は5,000社を超え、金属加工、板金、プレス、樹脂加工など多岐にわたる分野で利用されています。

Mitsuriは、新しいBtoB受発注の仕組みとして、取引の透明性と効率性を実現することを目指しています。

今後の展望

今後、Mitsuriでは工場マップを中心にさらなる機能の充実を図る計画があります。具体的には「設備情報」や「加工実績」、「対応可能ロット数」などを地図上から簡単に確認できるような機能改善を進めていく予定です。

また、発注者と工場間のダイレクトなコミュニケーションを推進し、製造業における新たな商取引のスタンダードを確立することを目指しています。

まとめ

Mitsuriが提供する「工場マップ」は、製造業界における新たな取引のスタイルを形成するとともに、発注者と工場の距離を縮める重要なツールとして注目されています。これにより、業界全体の効率性が向上し、取引がよりスムーズに進行することが期待されています。

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