特別賞受賞のHGPI
2025-10-22 15:21:20

日本医療政策機構が「Sustainable Japan Award 2025」で特別賞受賞

日本医療政策機構が「Sustainable Japan Award 2025」の特別賞を受賞



日本医療政策機構(HGPI)は、2025年の「Sustainable Japan Award」でESG部門の審査員特別賞に選ばれました。この表彰式は、9月18日に東京都港区の国際文化会館で開催された「Sustainable Japan Day」の一環として行われ、受賞した企業や団体によるパネルセッションも同時に行われました。

受賞の背景



HGPIは2004年に設立された非営利で独立した医療政策のシンクタンクであり、市民主体の医療政策を掲げて幅広いステークホルダーと連携してきました。中でも注目されるのは、2022年度からスタートしたプラネタリーヘルスプロジェクトです。このプロジェクトは、医療と環境を統合的に捉え、ESGやSDGsに資する日本初の取り組みとして位置付けられています。

受賞に至った理由として、「集合知を活かした日本発のプラネタリーヘルス推進」が挙げられています。HGPIは、国連気候変動枠組条約COP26での議論に寄与し、WHOアライアンスへの参加を通じて、持続可能な社会の構築に貢献してきました。特に、国内で初めて「グローバル・グリーン・アンド・ヘルシー・ホスピタルズ(GGHH)」への加盟を果たし、医療現場の脱炭素化に向けた取り組みを進めています。

代表理事のコメント



受賞について、代表理事の乗竹亮治氏は、「この度光栄にも特別賞を賜り、心より感謝申し上げます。当機構は、痛切に市民の健康と環境問題に向き合ってきました」とコメント。特にプラネタリーヘルスプロジェクトの重要性を強調し、「健康政策を実施する中で個人や家族の課題とも密接に関連する取り組みを進めていく所存です」と述べています。

さらなる展望



プラネタリーヘルスプロジェクトの統括にあたる菅原丈二副事務局長も「多くの関係者のご支援なくしては、この受賞は成し得なかった」と感謝の意を表しました。彼は、プラネタリーヘルスという地域や環境、経済など多岐にわたる要素をつなげる必要性を訴え、HGPIの活動を通じて持続可能な社会の実現に向け今後も努力を続けると語りました。

HGPIは、特定の政党や団体に囚われず、広範な視点から新たなアイデアや政策選択肢を提示しています。この活動は、日本国内に留まらず、グローバルな健康や医療課題の解決に向けた重要なステップとして評価されています。

今後、HGPIは、マルチステークホルダーの協力を基盤に、より良い社会を実現するための具体的な政策提案を進めていく予定です。持続可能な医療と社会の実現に向けて、ますますの努力を重ねていくことでしょう。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人 日本医療政策機構
住所
東京都千代田区大手町1-9-2大手町フィナンシャルシティ グランキューブ3階 Global Business Hub Tokyo
電話番号
03-4243-7156

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