世界の注目を集めるデジタルノート「Goodnotes」
デジタルノートアプリ「Goodnotes」は、世界で2,500万人以上に利用されています。このアプリは、2011年にロンドンで創業されたGoodnotes Limitedが手がけ、特にiPadとApple Pencilの登場以降、その優れた機能性と使いやすさで急成長を遂げました。2022年には「iPad App of the Year」にも輝き、現在では教育、医療、法律など多岐にわたる業界での導入が進んでいます。
スティーブン・チャンCEOの初来日
2025年10月10日、東京・代官山で開催された戦略発表会において、CEOのスティーブン・チャンが初めて日本を訪れました。このイベントでは、日本市場に向けた事業計画について語り、同時に新機能を発表しました。スティーブンは、日本はGoodnotesにとって法人ユーザー数で世界第2位の重要な市場であると強調し、今後の戦略強化を誓いました。
スティーブンによれば、Goodnotesは単なるノートアプリではなく、「人々の学びや創造を支援するプラットフォーム」であると語っています。:「私たちのビジョンは、すべての人の可能性を解き放ち、人間とAIの協働を促進するための最良の媒体を創造することです」と話し、日本市場での取り組みを一層強化する意向を示しました。
新機能の発表
発表会では、いくつかの新機能が紹介されました。まずは「ホワイトボード」です。これは無限キャンバスの機能を搭載しており、アイデアの整理やブレインストーミングに最適なツールです。さらに「テキストドキュメント」機能も追加され、手書きの自然な操作感を保ちながら効率的にレポートや議事録が作成可能となっています。
また、注目の「Goodnotes AI」機能も導入され、音声記録から会議の要点を抽出して自動的に議事録を作成することができます。この技術は、付箋やメモを解析し、重要なテーマを抽出したり、行動計画を立てたりすることまで可能にします。
さらに、最大50人が同時に共同編集できるリアルタイムコラボレーション機能や、新デザインのツールバーなど、多様な機能が追加され、ユーザーのニーズに応えています。
日本市場へのコミットメント
発表会では、Chief Operating Officerのミン・トランも登壇し、日本のユーザーからのフィードバックがGoodnotesの機能開発を大きく後押ししてきたと述べました。特に法人市場へのアプローチを強化する方針を示し、日本が売上の大部分を占める重要市場であることを再確認しました。教育分野での存在感を高めることがビジネスの成長に寄与するとも語り、学校から企業への拡張を目指しています。
スティーブンは、「日本のユーザーが持つ手書き文化と創造性を尊重しつつ、共に新しい働き方を築いていきたい」と希望を述べています。また、Goodnotesは最新のテクノロジーを取り入れながら、ユーザーの期待に応えるべく、さらなる進化を続けていくことでしょう。
会社概要
Goodnotes Limitedは、2011年に設立され、現在では世界をリードするデジタルノートアプリを提供しています。利用者数は2,500万人を超え、App Storeで高い評価を得ている同社は、教育、建築、法律など多方面でのニーズに応えていることが特長です。これからも、その成長が期待されます。
公式サイトは
こちら。