2025年大阪・関西万博での日本産クラフトジン「naturadistill」の展開
2025年に開催される大阪・関西万博にて、福島県川内村発のクラフトジン「naturadistill」が出展することが決定しました。今回の出展は、株式会社Kokageが製造するこのジンがテーマとする「蒸留酒で福島から世界へ。」というビジョンを体現したものです。
出展内容とスケジュール
「naturadistill」は、2025年5月20日から24日までの期間、経済産業省の主催による福島復興展示「FUKUSHIMA FUKKO-TRANSFORMATION:F-X」に出展します。特に注目したいのが、5月21日(水)に行われる以下のプログラムです:
- - ジンの試飲
- - 万博記念ボトルの限定販売
- - ジンのオリジナルブレンド製作ワークショップ(17:30~18:30) 参加費無料、ただしブレンド体験キット(¥3,000税込)の購入が必要
この展示では、株式会社Kokageの取り組みや商品を紹介するパネルが設けられるほか、来場者は実際のジンを試飲することができます。
万博記念ボトルの特徴
今回の展示に合わせて製造された「naturadistill 固有種蒸溜酒」の万博記念ボトルは、200mlの持ち運びしやすいサイズで、川内村の公式キャラクター「モリタロウ」がデザインされています。このジンは、国産固有植物を使い、森林の空気を感じさせる香りと柑橘系の爽やかさを併せ持つことから、多くの方に親しんでもらえる味わいです。
万博終了後も川内村のみで購入可能な限定品として展開されますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
自分だけのジンを作るワークショップ
5月21日には、万博会場での特別なワークショップも実施されます。このワークショップでは、参加者自らが数種類のボタニカルを選び、自分好みのジンを調合することができます。非常に手軽に自分だけのオリジナルブレンドを楽しめる貴重な機会です。
自然豊かな川内村の魅力
「naturadistill」の蒸留所は、福島県双葉郡の美しい川内村に位置しています。この地域は、清らかな水や豊かな自然が特徴で、モリアオガエルの生息地としても知られています。Kokageの代表取締役である大島草太氏は、地域の自然の恵みを最大限に活かしたジンの製造を行なっています。
原発事故以降、川内村は風評被害に直面していましたが、それにも負けず、地元の魅力を世界に伝えるために活動しており、2024年には新たに蒸留所をオープンしました。
今後の展望
「naturadistill」は、2025年にはさらに多くのイベントに出展する予定であり、川内村内の販売店や全国のイベントでも購入可能となります。今後も地域の魅力や日本特有の香りを届けるために活動を続けていく意向です。
大阪・関西万博は、世界中の人々との交流の場として非常に意義のあるイベントです。ぜひ、もちろん「naturadistill」のブースにも足を運んでいただき、新しい発見を楽しんでください。